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雪の白谷雲水峡太鼓岩コース!!

雪の白谷雲水峡太鼓岩コース!!

2017年2月13日
担当ガイド:荒木宏介

東京や大阪からお越しの男性3名様と一緒に、白谷雲水峡太鼓岩まで行って参りました。

2月10日から11日にかけて積雪のため通行止めになっていた白谷雲水峡線が、12日の午前11時で通行止め解除となりました。
本日は朝から晴れ時々曇りといった天気。
駐車場までは除雪作業のおかげで、普通タイヤでも問題なく来れました。


昨日までの寒気と強風は徐々に弱まり、快適なトレッキングがようやく楽しめそうです。

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雪の白さと、常緑樹の緑、コントラストが美しいです。


歩き出して1時間半、白谷小屋近くの七本杉に到着。
雪に埋もれた七本杉も、なんだか寒そう。

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雪が30~40cmくらいに増えてきました。
雪溜まりに足を突っ込むと足首が埋まります。


七本杉からはほんの5分で、ジブリの映画の舞台とも言われている「苔むす森」に到着。

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これは苔むす森というよりは、「雪むす森」です(笑)


雪むす森を後にして、登りを30分頑張ると辻峠に着きます。
そこからさらに15分の急登です。

雪が積もって歩きにくい道を、頑張って登るとじんわり汗をかくほどです。
そしてようやく、本日の目的地「太鼓岩」に到着!!

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残念ながら、宮之浦岳の山頂は雲がかかってましたが、屋久島の雄大な自然と奥岳の山並みを楽しめました。


帰り道、陽が照ってきました。

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真っ白な雪のキャンバスに、木漏れ日が差し込んで、繊細なステンドグラスの様です。


こんな風景は屋久島でも滅多にお目にかかれません。
通り過ぎるのはもったいないので、そこでお昼ご飯を食べることにしました。

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少し肌寒い気温でしたが、その分食後の暖かいコーヒーが美味しい!


帰り道も、雪と苔の世界を楽しみながら帰ります。

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全員で無事に下山。往復約6時間でした。

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まったりと雪の白谷雲水峡を楽しめた1日となりました。


明日は3名様とも縄文杉登山の予定でしたが、雪で荒川登山口までの車道が通行止めのためツアーが中止になってしまいました。
そのため、代わりに屋久島の三大岩壁の一つ「モッチョム岳」にチャレンジすることになりました。
ぜひ山頂からの大展望を楽しんできてください。

思いがけない大雪のため、残念ながら第1目的の縄文杉には行けませんでしたが、また是非リベンジしてください。
スタッフ一同心よりお待ちしております。

ありがとうございました!

ポカポカ陽気の蛇之口滝

ポカポカ陽気の蛇之口滝
2017年2月15日
担当ガイド:井手琢磨

数日前に屋久島を襲った寒波の影響で縄文杉コースが雪で閉ざされ、山行が困難になった15日、
そんな状況でも楽しめるコース『蛇之口滝』までご家族様3名と男性お1人をお連れしました。

スタートは尾之間温泉のすぐ近くです。温泉の駐車場には早咲きの河津桜が咲いていました

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歩き始めてから約10分、シュロの木の群生地が見えてきました。
シュロの木はいかにも南国といったイメージで、葉っぱは大きなウチワのよう。
その中を歩くとまるで熱帯のジャングルにいるかのような感覚です。

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しばらくすると、道脇にアコウの巨木がそびえています。
根を絡ませて成長するその姿はなんとも異様で、これもまた熱帯的な森という印象です。
(実際は四国まで分布しているのですが)

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また、樹上には観葉植物としても人気のオオタニワタリが自生しており、これらの植物のおかげで蛇之口滝コースは恐竜時代にタイムスリップしたかのような、原始的な森を楽しめます。

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標高差約400m程度のコースではありますが、ところどころ急登があったり、切り立った細い道があったりと、起伏に富んでいてけっして楽な道ばかりではありません。

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山を越え、谷川の大岩を渡り3時間あまり、とうとう蛇之口滝に到達しました!
この日は風もなく天候にも恵まれたので、滝を眺めながらお昼ごはんです。

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ご家族のお父様がサプライズでコーヒーを振る舞ってくださいました。
山で飲むコーヒーは格別の美味しさですね。

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そしてゴール!下山後は登山口にある尾之間温泉の足湯で疲れを癒やしました。
高山には雪が積もっているとは思えないくらいポカポカ陽気の一日でしたね。
白谷雲水峡や縄文杉以外もいろんな楽しみ方があるのが屋久島の魅力です。
積雪のため、残念ながら第一目的の縄文杉には行けませんでしたが、ぜひ、リベンジにお越しください!

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2017年2月15日 屋久島山岳情報

屋久島ガイド協会からの「屋久島山岳情報」
2017年2月15日
担当ガイド:駒野英昭

【周辺状況】

強い冬型の気圧配置による寒波の影響で、屋久島も山間部はかなりの積雪になりました。
凍結・積雪により、縄文杉やヤクスギランド、宮之浦岳に至る県道屋久島公園安房線が、2月9日の16:00から通行止めになりましたが、14日の15:00にはヤクスギランド、荒川登山口までの区間は解除されています。

トロッコ道の様子 (1)
降雪後のトロッコ道の様子

宮之浦岳
縄文杉ルートから眺めた宮之浦岳

登山道の様子
縄文杉ルートの登山道の様子

また、白谷雲水峡に至る、白谷雲水峡宮之浦線は、2月10日の7:30から通行止めになっていましたが、2月12日の11:00に解除になっています。
ただし、標高1000m付近でも、深いところは50~60㎝程度の積雪があります。
縄文杉ルートもトレース跡はついていますが、踏み抜くと1m近く抜ける場所や、雪の斜面を横切るような場所もありますので、十分に注意して行動して下さい。
安易な入山は控え、山に入る際は、十分な雪山装備を持ってお入り下さい。

南の島である屋久島ですので、あまり雪のイメージを持たずに来島する方も多いですが、山間部は深い積雪になります。
雪が降ると見えなくなるものもありますが、シカやサル、イタチの足跡といった、普段はなかなか見ることの出来ないものが見えるようになるのも一つの良さでしょう。
足跡を見ながら、どんな生活をしているのかを想像してみるのも、また冬の楽しみ方の一つではないかと思います。

2月14日現在の日の出は6:59、日の入りは18:05です。


【コース状況】

●縄文杉コース(標高1300m)
2月15日 天気:晴 縄文杉デッキの気温:6℃(12:00) 風:無風 登山者数:36名
     積雪:縄文杉周辺で70㎝、ウィルソン株で40㎝、大株歩道入口で30㎝程度
●白谷雲水峡(標高600~1070m)
2月14日 天気:曇 太鼓岩の気温:5℃(12:30 標高1050m) 風:北西の風 登山者数:100名 
     積雪:辻峠(標高970m)で50cm程度 


【登山道】

(縄文杉ルート)

・2月28日まで、荒川登山口までの一般車車両乗り入れが可能です。荒川登山口は駐車スペースが非常に少なく、場合によっては路上駐車をすることになります。大型バスの乗り入れもあるため、通行の妨げにならないよう充分配慮して駐車して下さい。
また、積雪、凍結などの場合は車両通行止めになることもあります。

屋久島の道路通行規制情報はこちら→http://www2.pref.kagoshima.jp/dourokisei/cgi-bin/mapframe.cgi?num=yakushima

・2016年12月1日~2017年3月31日の予定で、縄文杉の一部展望デッキの解体、新設工事が行われます。(縄文杉の大枝に腐朽が確認されており、落下する危険性があるため、危険予想範囲内のデッキを解体して、別の場所に新しいデッキを整備する工事等を行います)このため、一部利用制限区間が生じますが、既存のデッキからは縄文杉を見ることが出来ます。

・天候により、登山道の積雪、凍結の恐れがあります。積雪は数十㎝に及ぶことがあります。

(縦走ルート)

・積雪、凍結、暴風の恐れがあります。特に投石平付近は強風の吹きやすい場所です。積雪は数mに及ぶことがあります。初心者の安易な入山は控えて下さい。


【装備】 

・標高1000m以上では、雪山装備が必要です。積雪、凍結、悪天候に備え、縄文杉ルートでは、スパイクや軽アイゼン程度の滑り止め、ストック等、奥岳では6本爪以上のアイゼン、ピッケル等は必要です。
万が一のビバーク用装備もお忘れなく。
・縄文杉ルートでも気温5℃以下、奥岳ルートでは0℃以下になることがあります。衣類は速乾性素材、防水、防寒、防風の装備をしっかり用意してください。
・日照時間が短く、17時を過ぎると山中は薄暗くなってきます。屋久島での登山は予想以上に行動時間がかかることがありますので、日帰り登山でもヘッドライト、予備電池は必須です。
・登山中、混雑時やトイレ設備の故障などに備え、携帯トイレを持参することをお勧めしています。縦走ルートでは必ずお持ちください。携帯トイレは島内でも販売しております。


【注意】

・着替え、防寒着をしっかりと用意し、登山中の体調管理に十分気をつけましょう。
・避難小屋でネズミの被害が出ています。食料やゴミ類は、密閉容器に入れたり、壁に吊るしておくなど、管理に気をつけましょう。
・屋久島では、登山グッズレンタルショップのほか幾つかのホテル、エコツアー会社などで登山グッズのレンタルを行っています。装備に不安のある方はご利用ください。

※その他、登山道、周辺の状況など詳しい情報につきましては、
株式会社屋久島ガイド協会(0997-49-4191)までお気軽にお問い合わせ下さい。







雪化粧の縄文杉と霧氷

雪化粧の縄文杉と霧氷
2017年1月25日
担当ガイド:松田浩和

屋久島といえば南の島のイメージが強いかもしれません。
しかし、急峻にそそり立つ山々からなる山間部では、寒波が入ると積雪が見られます。
今回は雪化粧した縄文杉に男2人旅に行って参りました。

積雪、凍結の通行止めが解除されたのが前日の14時。
雪はトロッコ道の中盤から見られ、山道に入るとどんどん量が増えていきます。

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柔らかい新雪は、前の人の足跡を辿っていくと歩きやすく快適。普段とは一味違う白い森の景色です。


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大雪が降るとかまくらのようになることもあるウィルソン株ですが、本日は少し雪を被る程度の積雪です。


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太陽が差し込むと、雪を被った森はキラキラ輝きます。


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つららを身にまとった雪化粧の縄文杉とご対面!縄文杉を前に何を祈るのでしょうか?


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時間があったので高塚小屋へ。本日のハイライトはここから!素晴らしい霧氷が出迎えてくれました。


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「縄文杉より感動しちゃいました」思わずそんな言葉が出てしまうほど気持ちのいい青空です。


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木漏れ日の森の中を歩きます。太陽を浴び、雪解けのしずくが林冠から降りそそぎます。


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安房川のほとりでまったり。雪景色から一転、ぽかぽか。泳ぎたくなるほどの透明度です。


雪化粧した森、霧氷、美しい川の流れと変化に富んだトレッキングを楽しむことができました。
標高差がある屋久島では雪が降ると、高度によって様々な山の表情を見ることができます。

同世代、男2人旅は楽しかったです!
次回は夏にお会いしましょう。
スタッフ一同お待ちしております!





2017年2月8日 屋久島山岳情報

屋久島ガイド協会からの「屋久島山岳情報」
2017年2月8日
担当ガイド:伊藤仁久

【周辺状況】

2月4日の立春前後は強い冷え込みもなく、8日現在縄文杉ルートには積雪はありません。
9日から週末にかけては南岸低気圧の通過後、冬型の気圧配置になり寒気が流れ込む予報です。
屋久島でも山間部では標高によっては雪となることが予想されます。
登山にあたっては天候やルート状況を確認のうえ、十分な装備でお出かけください。

低地の林内ではつる性のサツマサンキライの花が咲いています。
標高1500m付近では良く似たサルトリイバラがあり、こちらの方は秋に赤いきれいな実を着けます。

サツマサンキライの花と葉
サツマサンキライの花と葉

屋久島の郷土菓子「かからんだんご」にかかせないのが地元でカカラと呼ばれるサツマサンキライやサルトリイバラの葉です。
たっぷりのヨモギと餅粉や砂糖をあわせて作る団子をこのカカラの葉で包んでいます。
黒糖を練りこんだものもあり、登山の疲労回復にぜひ召し上がってみてください。

かからん団子
かからん団子

2月8日現在の日の出は7:04、日の入りは18:01です。


【コース状況】

●縄文杉コース(標高600~1,300m)
2月5日 天気:雨 縄文杉デッキの気温:8℃(11:30 標高約1,300m) 風:無風 登山者数:15名 
●白谷雲水峡(標高600~1,070m)
2月6日 天気:晴れ 太鼓岩の気温:9℃(13:00 標高1,050m) 風:北西の強風 登山者:106名
2月7日 天気:晴れ 苔むす森の気温:5℃(11:00 標高870m) 風:無風 登山者数:約100名


【登山道】

(縄文杉ルート)

・2月28日まで、荒川登山口までの一般車車両乗り入れが可能です。荒川登山口は駐車スペースが非常に少なく、場合によっては路上駐車をすることになります。大型バスの乗り入れもあるため、通行の妨げにならないよう充分配慮して駐車して下さい。
また、積雪、凍結などの場合は車両通行止めになることもあります。

屋久島の道路通行規制情報はこちら→http://www2.pref.kagoshima.jp/dourokisei/cgi-bin/mapframe.cgi?num=yakushima

・2016年12月1日~2017年3月31日の予定で、縄文杉の一部展望デッキの解体、新設工事が行われます。(縄文杉の大枝に腐朽が確認されており、落下する危険性があるため、危険予想範囲内のデッキを解体して、別の場所に新しいデッキを整備する工事等を行います)このため、一部利用制限区間が生じますが、既存のデッキからは縄文杉を見ることが出来ます。

・天候により、登山道の積雪、凍結の恐れがあります。積雪は数十㎝に及ぶことがあります。

(縦走ルート)

・積雪、凍結、暴風の恐れがあります。特に投石平付近は強風の吹きやすい場所です。積雪は数mに及ぶことがあります。初心者の安易な入山は控えて下さい。


【装備】 

・標高1000m以上では、雪山装備が必要です。積雪、凍結、悪天候に備え、縄文杉ルートでは、スパイクや軽アイゼン程度の滑り止め、ストック等、奥岳では6本爪以上のアイゼン、ピッケル等は必要です。
万が一のビバーク用装備もお忘れなく。
・縄文杉ルートでも気温5℃以下、奥岳ルートでは0℃以下になることがあります。衣類は速乾性素材、防水、防寒、防風の装備をしっかり用意してください。
・日照時間が短く、16時を過ぎると山中は薄暗くなってきます。屋久島での登山は予想以上に行動時間がかかることがありますので、日帰り登山でもヘッドライト、予備電池は必須です。
・登山中、混雑時やトイレ設備の故障などに備え、携帯トイレを持参することをお勧めしています。縦走ルートでは必ずお持ちください。携帯トイレは島内でも販売しております。


【注意】

・着替え、防寒着をしっかりと用意し、登山中の体調管理に十分気をつけましょう。
・避難小屋でネズミの被害が出ています。食料やゴミ類は、密閉容器に入れたり、壁に吊るしておくなど、管理に気をつけましょう。
・屋久島では、登山グッズレンタルショップのほか幾つかのホテル、エコツアー会社などで登山グッズのレンタルを行っています。装備に不安のある方はご利用ください。

※その他、登山道、周辺の状況など詳しい情報につきましては、
株式会社屋久島ガイド協会(0997-49-4191)までお気軽にお問い合わせ下さい。





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