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2019年3月6日 屋久島山岳情報

屋久島ガイド協会からの「屋久島山岳情報」
2019年3月6日
担当ガイド:伊藤 仁久 


【コース状況】

●縄文杉コース(標高1300m)
3月5日 天気:晴れ 縄文杉デッキの気温:9℃(11:30 標高1300m) 風:無風 登山者数:約150名 

●白谷雲水峡(標高1080m)
3月5日 天気:晴れ 太鼓岩の気温:10℃(12:00 標高1080m) 風:無風 登山者数:260名 


【周辺状況】

3月1日から縄文杉コースの荒川登山口に向かう道路がマイカー規制となり、今年も屋久杉自然館から登山バスの運行が始まりました。

いよいよ登山シーズン到来です。

まだ登山者は少なめですが卒業旅行や春休み中の大学生のグループの姿が目立ち、森の中にも活気がでてきました。


里から登山口に向かう林道沿いでは落葉樹のヤクシマオナガカエデが芽吹き、新緑が日々鮮やかになっています。

ヤクシマオナガカエデの芽吹きと新緑
ヤクシマオナガカエデの芽吹きと新緑

また、屋久島で春を告げる花のひとつ、アオモジの淡黄色の花が咲いています。

アオモジ
アオモジ

枝葉にはレモンの様な香りがあり、材は爪楊枝に利用されます。

本州の関東以西に分布するクロモジに比べ枝が緑色を帯びるのでアオモジと呼ばれています。

屋久島の春の訪れを五感で楽しんで下さい。


3月6日現在の日の出は6:39、日の入りは18:20 です。



【登山道】

(縄文杉ルート)
・3月1日から11月30日までの間、町道荒川線入口(荒川三叉路)から荒川登山口の区間は、通行規制がかかり、一般車の通行が不可になります。
バスやタクシーなどの交通機関を利用してください。

詳しくは、屋久島山岳部車両運行対策協議会で確認できます。
→http://www.yakushima-town.jp/sangaku-syaryou/

・屋久島の道路通行規制情報はこちら
→http://www2.pref.kagoshima.jp/dourokisei/cgi-bin/mapframe.cgi?num=yakushima
・天候により、登山道の積雪、凍結の恐れがあります。

(縦走ルート)
・暴風の恐れがあります。特に投石平付近は強風の吹きやすい場所です。
天気予報を確認して必要に応じた装備を準備してください。


【装備】 

・縄文杉ルートでも気温10℃以下、奥岳ルートでは5℃以下になることがあります。衣類は速乾性素材、防水、防寒、防風の装備をしっかり用意してください。
・屋久島での登山は予想以上に行動時間がかかることがありますので、日帰り登山でもヘッドライト、予備電池は必須です。奥岳登山時は万が一のビバーク装備をお忘れなく。
・登山中、混雑時やトイレ設備の故障などに備え、携帯トイレを持参することをお勧めしています。縦走ルートでは必ずお持ちください。携帯トイレは島内でも販売しております。


【注意】

・着替え、防寒着をしっかりと用意し、登山中の体調管理に十分気をつけましょう。
・避難小屋でネズミの被害が出ています。食料やゴミ類は、密閉容器に入れたり、壁に吊るしておくなど、管理に気をつけましょう。
・屋久島では、登山グッズレンタルショップのほか幾つかのホテル、エコツアー会社などで登山グッズのレンタルを行っています。装備に不安のある方はご利用ください。

※その他、登山道、周辺の状況など詳しい情報につきましては、
株式会社屋久島ガイド協会(0997-49-4191、http://www.yakushima-guide.com)までお気軽にお問い合わせ下さい。

大学生の一人旅・白谷雲水峡太鼓岩ツアー

大学生の一人旅・白谷雲水峡太鼓岩ツアー
担当ガイド 川原大基

本日は大学1年生の男性1名様を白谷雲水峡・太鼓岩までご案内しました。
白谷広場


2月に入り天気は雨や曇りが多く不安定でしたが、この日は晴天となりました。
まずは屋久島の山々(島では”奥岳”と呼びます)を一望できる太鼓岩を目指します。
途上、思わず足を止めてしまいました。
苔むす森です。
木漏れ日に照らされた森がとてもきれいです。
苔むす森

2時間ほどで太鼓岩に到着しました。
宮之浦岳や永田岳などが一望でき、大きな達成感を味わえます。
太鼓岩2

冬のこの時期は登山者も少なく、太鼓岩は貸切状態です。
気がつくと30分以上経過していました。
太鼓岩1

辻峠で昼食を済ませ、帰りは写真を撮りながらのんびり下っていきます。
屋久島固有植物のオオゴカヨウオウレンが登山道沿いにたくさん咲いていました。
オオゴカヨウオウレン


白谷雲水峡では迫力ある屋久杉を間近で見ることができます。
その一つが、白谷小屋の近くにある「七本杉」。
高さ18m・幹周り8.3mと、その存在感は圧倒的です。
七本杉

さつき吊橋を渡り奉行杉コースへ寄り道すると、5分ほどで「二代大杉」が姿を現します。
巨大な切り株の上に着生した二代杉です。
切り株を覆うように伸ばした根っこから強い生命力が感じられます。
二代大杉

奉行杉コース分岐付近で、真っ赤なリンゴツバキの花がたくさん落ちていました。
ツバキの花

花の付け根に蓄えられた蜜はヤクシマザルの大好物です。
近くに猿がいるのかもしれません、と話しているとちょうど木の上を歩いているのが見えました。
ヤクシマザル

最後はきらきらと輝く白谷川を眺めながら終了です。
白谷川

今日は晴天に恵まれて、気持ちの良いツアーとなりました。
これから大学でたくさんのことを学び、遊んで、充実した学生生活を過ごしてください。
そして、ぜひまた屋久島にいらしてください。
屋久島ガイド協会一同、心よりお待ちしています。

卒業旅行で、日帰り縄文杉へ!!

卒業旅行で、日帰り縄文杉へ!!


2019年2月12日
担当ガイド:荒木 宏介


関東からお越しの大学生4名様と、縄文杉日帰りツアーに行ってまいりました。
2~3月の縄文杉ルートは、卒業旅行の学生さん達の姿で賑わいます。

大学生活最後の思い出に、頑張って縄文杉まで歩きましょう!

20190212-1
外はまだ真っ暗な荒川登山口。
里で買っておいた、パンとジュースで朝食。


今日は、とっても好いお天気になりそう。

20190212-2
小杉谷橋から眺める朝焼け。


気持ちよさそうだったので、ふらっとより道。

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トロッコ道を歩いている途中の沢沿い。

20190212-4
エメラルドグリーンに輝く安房川。


日もすっかり出て、森の中も明るくなってきました。

20190212-5
トロッコ道脇の杉林から差す朝日。


約3時間、絶好調でトロッコ道を踏破。

20190212-6
ここからの山道に備えて、もぐもぐタイム!


山道に入るとすぐに、小さな白い花がたくさん咲いていました。
オオゴカヨウオウレン。
この時期にだけ、屋久島にだけ咲く、特別感のあるお花です。

20190212-7
オオゴカヨウオウレンの花。


木の根を乗り越え、岩や木の段を登り、頑張って縄文杉を目指します。

20190212-8
異界への入り口のような登山道。


トロッコ道終点から、約2時間半。
ようやく縄文杉に到着!!

20190212-9
縄文杉展望デッキ(正面)

見上げる縄文杉の姿は、とても雄大。
頑張った登山者にねぎらいの言葉をかけてくれているかのようです。


この日は、縄文杉展望デッキがほぼ貸し切りでした。
これぞ、オフシーズンならではの贅沢。

20190212-10
縄文杉展望デッキ(南側)

足を伸ばしながら縄文杉を眺めても、他の登山者の迷惑になりません。
他に登山者がいませんから(笑)


帰り道、ウィルソン株で休憩。

20190212-11

ハートの写真をいっぱい撮りました。

20190212-12
ウィルソン株の中から見上げるハート。


帰りのトロッコ道。
このトンネルの明かりが見えると、長かった道のりもゴール間近。

20190212-13
荒川登山口手前のトンネル。

無事に、夕方5時のバスに間に合う時間で下山できました。

20190212-14
荒川登山口。


ぜひ今日の思い出を糧に、社会人生活を頑張ってほしいものです。

もしちょっと疲れちゃったら、また屋久島に癒やされにいらしてください。
お会いできる日をスタッフ一同、楽しみにしております。
ツアーへのご参加、誠にありがとうございました。

2019年2月27日 屋久島山岳情報

屋久島ガイド協会からの「屋久島山岳情報」
2019年2月27日
担当ガイド:川原 大基 


【コース状況】

●縄文杉コース(標高1300m)
2月26日 天気:快晴 縄文杉デッキの気温:11℃(11:00 標高1300m) 風:無風 登山者数:約70名 積雪状況:無し

●白谷雲水峡(標高1080m)
2月25日 天気:雨 太鼓岩の気温:10℃(12:30 標高1080m) 風:微風 登山者数:179名 積雪状況:無し


【周辺状況】

西から次々と移動してくる低気圧の影響か、屋久島は雨が多い週となりました。
濡れた登山道は、木の根や木道の端が滑りやすくなりますのでご注意ください。

低気圧通過直後に晴天に恵まれた23日。
森の中、倒木によって空がひらけた空き地で、ヤクシマザルの群れが日向ぼっこをしていました。

2月27日 ヤクシマザル
2月27日 ヤクシマザル

ニホンザルの亜種で、やや小柄な体と、灰色で長い毛が特徴です。

屋久島では野性動物に餌付けをしないよう呼び掛けています。
ほとんどの登山者がマナーを守ってくださっているお陰か、登山道に出没するサルはめったに人を襲うことはありません。
人と動物の、ちょうどよい距離が保てているような気がします。
もしサルを見つけても、餌をあげたりモノを投げつけたりせずに静かに見守ってあげて下さい。

地面に大量の赤いツバキの花が落ちていることがありますが、これはヤクシマザルの食べ残しです。

2月27日 ツバキの花
2月27日 ツバキの花


サルは花の付け根にある蜜だけ食べて、残りは捨ててしまいます。
ツバキの花がたくさん落ちている場所を見つけたら、近くにサルがいないか探してみてください。


2月27日現在の日の出は6:46、日の入りは18:14 です。



【登山道】

(縄文杉ルート)
・3月1日から11月30日までの間、町道荒川線入口(荒川三叉路)から荒川登山口の区間は、通行規制がかかり、一般車の通行が不可になります。
バスやタクシーなどの交通機関を利用してください。

詳しくは、屋久島山岳部車両運行対策協議会で確認できます。
→http://www.yakushima-town.jp/sangaku-syaryou/

・屋久島の道路通行規制情報はこちら
→http://www2.pref.kagoshima.jp/dourokisei/cgi-bin/mapframe.cgi?num=yakushima
・天候により、登山道の積雪、凍結の恐れがあります。積雪は数十㎝に及ぶことがあります。

(縦走ルート)
・暴風の恐れがあります。特に投石平付近は強風の吹きやすい場所です。
天気予報を確認して必要に応じた装備を準備してください。


【装備】 

・縄文杉ルートでも気温20℃以下、奥岳ルートでは15℃以下になることがあります。衣類は速乾性素材、防水、防寒、防風の装備をしっかり用意してください。
・屋久島での登山は予想以上に行動時間がかかることがありますので、日帰り登山でもヘッドライト、予備電池は必須です。奥岳登山時は万が一のビバーク装備をお忘れなく。
・登山中、混雑時やトイレ設備の故障などに備え、携帯トイレを持参することをお勧めしています。縦走ルートでは必ずお持ちください。携帯トイレは島内でも販売しております。


【注意】

・着替え、防寒着をしっかりと用意し、登山中の体調管理に十分気をつけましょう。
・避難小屋でネズミの被害が出ています。食料やゴミ類は、密閉容器に入れたり、壁に吊るしておくなど、管理に気をつけましょう。
・屋久島では、登山グッズレンタルショップのほか幾つかのホテル、エコツアー会社などで登山グッズのレンタルを行っています。装備に不安のある方はご利用ください。

※その他、登山道、周辺の状況など詳しい情報につきましては、
株式会社屋久島ガイド協会(0997-49-4191、http://www.yakushima-guide.com)までお気軽にお問い合わせ下さい。

2019年2月20日 屋久島山岳情報

屋久島ガイド協会からの「屋久島山岳情報」
2019年2月20日
担当ガイド:荒木 宏介 


【コース状況】

●縄文杉コース(標高1300m)
2月19日 天気:雨 縄文杉デッキの気温:12℃(11:00 標高1300m) 風:南の風 登山者数:約20名 積雪状況:無し

●白谷雲水峡(標高1080m)
2月18日 天気:晴れ 太鼓岩の気温:9℃(11:00 標高1080m) 風:無風 登山者数:115名 積雪状況:無し


【周辺状況】

2月18日は二十四節気の一つ雨水(うすい)、空から降るものが雪から雨に変わる頃と言われています。
屋久島でも雪は降らずに、雨が多い週となりました。

里では、旬の味覚タンカンの収穫が最盛期を迎えています。

タンカンとモッチョム岳
タンカンとモッチョム岳

タンカンはポンカンとネーブルオレンジの交雑種で、果汁が多く甘味に富み、程よい酸味とのバランスが絶妙のおいしさです。
なかでも屋久島産は鹿児島県の鹿児島ブランドに指定されており、その品質の良さが高く評価されています。
お土産店のほか道路沿いの無人市でも購入できます。ぜひ、ご試食ください。


森では、ミソサザイの美しいさえずりも聞こえるようになってきました。
屋久島の今年の春の訪れは例年よりだいぶ早そうです。


2月20日現在の日の出は6:54、日の入りは18:10 です。


【山岳部環境保全協力金について】

2017年3月より、「世界遺産屋久島 山岳部環境保全協力金」制度が始まりました。
みなさまから任意でご協力いただいた協力金は屋久島の環境保全に使われます。登山口や観光協会等での納入が可能です。
世界遺産・屋久島の環境を守るため、ご協力を宜しくお願いいたします。詳しくは下記をご覧下さい。

http://yakushima-tozan.com/


【登山道】

(縄文杉ルート)
・昨年12月1日より2月28日まで、荒川登山口までの一般車車両乗り入れが可能です。
荒川登山口は駐車スペースが非常に少なく、場合によっては路上駐車をすることになります。
大型バスの乗り入れもあるため、通行の妨げにならないよう充分配慮して駐車して下さい。
また、積雪、凍結などの場合は車両通行止めになることもあります。
・屋久杉自然館前発着の荒川登山バスは、2018年12月1日(土)から2019年2月28日(木)までの期間、まつばんだ交通バスの路線バスが運行します。
運行区間:宮之浦~荒川登山口
詳しい運行時刻と運行状況につきましては、まつばんだ交通バス(0997-43-5000)まで直接お問い合わせください。
・屋久島の道路通行規制情報はこちら
→http://www2.pref.kagoshima.jp/dourokisei/cgi-bin/mapframe.cgi?num=yakushima
・天候により、登山道の積雪、凍結の恐れがあります。積雪は数十㎝に及ぶことがあります。

(縦走ルート)
・暴風、積雪の恐れがあります。特に投石平付近は強風の吹きやすい場所です。
天気予報を確認して必要に応じた装備を準備してください。


【装備】 

・標高1000m以上では、雪山装備が必要です。
積雪、凍結、悪天候に備え、縄文杉ルートでは、スパイクや軽アイゼン程度の滑り止め、ストック等、奥岳では6本爪以上のアイゼン、ピッケル等は必要です。万が一のビバーク用装備もお忘れなく。
・縄文杉ルートでも気温5℃以下、奥岳ルートでは0℃以下になることがあります。
衣類は速乾性素材、防水、防寒、防風の装備をしっかり用意してください。
・日照時間が短く、16時を過ぎると山中は薄暗くなってきます。
屋久島での登山は予想以上に行動時間がかかることがありますので、日帰り登山でもヘッドライト、予備電池は必須です。
・登山中、混雑時やトイレ設備の故障などに備え、携帯トイレを持参することをお勧めしています。
縦走ルートでは必ずお持ちください。携帯トイレは島内でも販売しております。


【注意】

・着替え、防寒着をしっかりと用意し、登山中の体調管理に十分気をつけましょう。
・避難小屋でネズミの被害が出ています。食料やゴミ類は、密閉容器に入れたり、壁に吊るしておくなど、管理に気をつけましょう。
・屋久島では、登山グッズレンタルショップのほか幾つかのホテル、エコツアー会社などで登山グッズのレンタルを行っています。装備に不安のある方はご利用ください。

※その他、登山道、周辺の状況など詳しい情報につきましては、
株式会社屋久島ガイド協会(0997-49-4191、http://www.yakushima-guide.com)までお気軽にお問い合わせ下さい。

Appendix

プロフィール

屋久島ガイド協会

Author:屋久島ガイド協会
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