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2016年8月24日 屋久島山岳情報

屋久島ガイド協会からの「屋久島山岳情報」
2016年8月24日
担当ガイド:井手琢磨

【周辺状況】

台風10号が南西諸島に近づいていますが、屋久島では概ね良好な天気が続いています。
しかし、フェリーが欠航になったり、一時的に強い雨が降ったりすることもあります。
屋久島にお越しの際は天気予報をチェックすると共に、ご利用便の運行状況をしっかりとご確認ください。
お盆が終わりましたが、依然として縄文杉や白谷雲水峡は連日の賑わいを見せています。

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白谷雲水峡

入り数が多い日は縄文杉コースではお手洗いが混雑したり、白谷雲水峡では駐車場に停められず路肩に駐車したりと不便になることもあります。お出かけの際は時間に余裕を持ちましょう。

さて、山を歩いていると夏を感じる爽やかな明るい風景が広がっていますが、足元を観察するとそれまで見なかったような変わった花があったりして季節の移ろいを感じます。
白谷雲水峡を歩いていると足元に朱色のキノコのような変わった植物が生えています。

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ツチトリモチ

これはツチトリモチといって、ハイノキ属の樹木の根に寄生する多年草の花茎で、開花の時期だけ地面から顔を出しています。

また、日当たりの良い斜面にはラン科の「ネジバナ」が可愛い花を咲かせていました。とても小さなピンク色の花が螺旋階段状に咲いており、注意深く観察してみると右巻きと左巻きの物があり面白いです。

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ネジバナ

こういった一風変わった植物を見つけると好奇心がくすぐられます。
時には立ち止まって足元をじっくり観察してみると思わぬ植物との出会いが待っているかもしれません。

8月24日現在の日の出は5:50、日の入りは18:49です。


【コース状況】

●宮之浦岳(標高1936m)
8月23日 天気:晴れ時々曇り 山頂の気温:21℃(12:00)風:北東の風 登山者:約30名
●縄文杉コース(標高600~1300m)
8月22日 天気:雨後晴れ 縄文杉デッキの気温:22℃(11:45 標高約1,300m) 風:北東の微風 登山者数:約250名


【登山道】

(縄文杉ルート)

・3月1日から11月30日までの間、町道荒川線入口(荒川三叉路)~荒川登山口の区間は、通行規制がかかり、一般車の通行が不可になります。
バスやタクシーなどの交通機関を利用してください。

詳しくは、屋久島山岳部車両運行対策協議会で確認できます。→http://www.yakushima-town.jp/sangaku-syaryou/
屋久島の道路通行規制情報はこちら→http://www2.pref.kagoshima.jp/dourokisei/cgi-bin/mapframe.cgi?num=yakushima

(縦走ルート)

・現在、新高塚避難小屋の付帯トイレは使用可能です。


【装備】 

・標高や風雨など天候によっては体感温度は低くなります。衣類は速乾用素材、防水、防寒、防風の装備をしっかりと用意して下さい。
・屋久島での登山は予想以上に行動時間がかかることがありますので、日帰り登山でもヘッドライトをご用意ください。
・登山中、混雑時やトイレ設備の故障などに備え、携帯トイレを持参することをお勧めしています。縦走ルートでは必ずお持ちください。携帯トイレは島内でも販売しております。


【注意】

・着替え、防寒着をしっかりと用意し、登山中の体調管理に十分気をつけましょう。
・避難小屋でネズミの被害が出ています。食料やゴミ類は、密閉容器に入れたり、壁に吊るしておくなど、管理に気をつけましょう。
・屋久島では、登山グッズレンタルショップのほか幾つかのホテル、エコツアー会社などで登山グッズのレンタルを行っています。装備に不安のある方はご利用ください。

※その他、登山道、周辺の状況など詳しい情報につきましては、
株式会社屋久島ガイド協会(0997-49-4191)までお気軽にお問い合わせ下さい。




2016年8月17日 屋久島山岳情報

屋久島ガイド協会からの「屋久島山岳情報」
2016年8月17日
担当ガイド:大木信介

【周辺状況】

本年度から新たなる国民の祝日「山の日」が施行されました。前倒しでお盆休みが少し長くなり、多くの観光客が屋久島を訪れています。
8月12日の縄文杉登山者数は500名以上、お盆休みのピークとなりました。

8月12日ウィルソン株
8月12日 ウィルソン株の賑わい

ウィルソン株のハート
縄文杉ルートのハイライトの一つ ウィルソン株のハート

18日も多くの登山者が見込まれます。人気ルートでは混雑が予想されますので、マナーを守って気持ちよく登りましょう。

屋久島はここ10日間近く好天に恵まれ、雨不足になっています。
縦走路などの水場も枯れかかっており、新高塚小屋の水場もチョロチョロ状態で水を溜めるのに苦労します。
17日朝から久々に弱い雨が降りましたが、その後天候も回復してしまい、水量の回復には至らないかもしれません。
縦走を予定されている方は多めに水をご用意下さい。

世界遺産エリアの西部林道ではヤクシカやヤクザルとたくさん出会えます。
縄文杉や白谷雲水峡で会えなかった方は西部林道のドライブがお勧めです。
この時期は、小鹿や子猿にも出会え、とても可愛らしい姿に感動します。

小鹿
バンビー

子ザル
子ザル

夏休みの屋久島旅行、山に海に川に海、大自然を満喫して下さい。

8月17日現在の日の出は5:46、日の入りは18:58です。


【コース状況】

●宮之浦岳(標高1936m)
8月11日 天気:晴れ 山頂の気温:19℃(12:00)風:東の風 登山者:約40名
●縄文杉コース(標高600~1300m)
8月16日 天気:曇り 縄文杉デッキの気温:21℃(11:45 標高約1,300m) 風:北西の微風 登山者数:約340名
●白谷雲水峡(標高600~1070m)
8月16日 天気:曇り 太鼓岩の気温:25℃(13:00 標高1,050m) 風:北西の風 登山者数:約485名


【登山道】

(縄文杉ルート)

・3月1日から11月30日までの間、町道荒川線入口(荒川三叉路)~荒川登山口の区間は、通行規制がかかり、一般車の通行が不可になります。
バスやタクシーなどの交通機関を利用してください。

詳しくは、屋久島山岳部車両運行対策協議会で確認できます。→http://www.yakushima-town.jp/sangaku-syaryou/
屋久島の道路通行規制情報はこちら→http://www2.pref.kagoshima.jp/dourokisei/cgi-bin/mapframe.cgi?num=yakushima

(縦走ルート)

・現在、新高塚避難小屋の付帯トイレは使用可能です。


【装備】 

・標高や風雨など天候によっては体感温度は低くなります。衣類は速乾用素材、防水、防寒、防風の装備をしっかりと用意して下さい。
・屋久島での登山は予想以上に行動時間がかかることがありますので、日帰り登山でもヘッドライトをご用意ください。
・登山中、混雑時やトイレ設備の故障などに備え、携帯トイレを持参することをお勧めしています。縦走ルートでは必ずお持ちください。携帯トイレは島内でも販売しております。


【注意】

・着替え、防寒着をしっかりと用意し、登山中の体調管理に十分気をつけましょう。
・避難小屋でネズミの被害が出ています。食料やゴミ類は、密閉容器に入れたり、壁に吊るしておくなど、管理に気をつけましょう。
・屋久島では、登山グッズレンタルショップのほか幾つかのホテル、エコツアー会社などで登山グッズのレンタルを行っています。装備に不安のある方はご利用ください。

※その他、登山道、周辺の状況など詳しい情報につきましては、
株式会社屋久島ガイド協会(0997-49-4191)までお気軽にお問い合わせ下さい。

2016年8月10日 屋久島山岳情報

屋久島ガイド協会からの「屋久島山岳情報」
2016年8月10日
担当ガイド:荒木宏介

【周辺状況】

今週の屋久島は不安定な天候が続きました。
6日には局所的な雷雲が屋久島の山間部を覆い、1時間程度の短い時間に強い雨と雷が発生しました。
特に宮之浦岳など山岳帯の稜線に出る際は、雷の発生には十分ご注意ください。

宮之浦岳などでは、ヤクシマママコナ(屋久島飯子菜)の小さな紅紫色の花が見られます。屋久島の固有変種です。

ヤクシママコナ
ヤクシママコナ

変わった名前ですが、果実が大きさ形ともに、白米そっくりなことからこのような名前が付けられました。

里では8月6、7日に屋久島最大のお祭り「ご神山祭り」が行われました。
ご神山祭りは山の神、火の神、水の神に感謝し、里の人々の末永い平和を祈るお祭りです。

ご神山祭り
ご神山祭り

事前に白装束の若者が白谷雲水峡の益救雲水で「お水取り」の神事を行うことに始まり、里に持ち帰って祭り会場のやぐらの上から榊でこのご神水をふりかけ、無病息災・家内安全を祈願します。
次に火起こしが行われます。やぐらに組み込まれた直径30cm、長さ10mの杉の丸太に巻きつけてある縄を山側と海側の双方から引き合って火を起こします。
大勢の子どもと大人が綱を引いて火を起こし、このご神火を矢で射って、大きなかがり火に放って山の神様を迎えます。

屋久島にはお祭りや行事が沢山あります。
下調べをして山登りと日程を合わせると、旅の楽しみも増えることでしょう。

8月10日現在の日の出は5:41、日の入りは19:05です。


【コース状況】

●宮之浦岳(標高1936m)
8月9日 天気:晴れ 山頂の気温:23℃(12:30)風:北東の風
●縄文杉コース(標高600~1300m)
8月8日 天気:曇り 縄文杉デッキの気温:23℃(11:30 標高約1,300m) 風:南東の微風 登山者数:約250名
●白谷雲水峡(標高600~1070m)
8月7日 天気:曇り 太鼓岩の気温:22℃(12:0 標高1,050m) 風:南東の風 登山者数:約300名


【登山道】

(縄文杉ルート)

・3月1日から11月30日までの間、町道荒川線入口(荒川三叉路)~荒川登山口の区間は、通行規制がかかり、一般車の通行が不可になります。
バスやタクシーなどの交通機関を利用してください。

詳しくは、屋久島山岳部車両運行対策協議会で確認できます。→http://www.yakushima-town.jp/sangaku-syaryou/
屋久島の道路通行規制情報はこちら→http://www2.pref.kagoshima.jp/dourokisei/cgi-bin/mapframe.cgi?num=yakushima

(縦走ルート)

・現在、新高塚避難小屋の付帯トイレは使用可能です。


【装備】 

・標高や風雨など天候によっては体感温度は低くなります。衣類は速乾用素材、防水、防寒、防風の装備をしっかりと用意して下さい。
・屋久島での登山は予想以上に行動時間がかかることがありますので、日帰り登山でもヘッドライトをご用意ください。
・登山中、混雑時やトイレ設備の故障などに備え、携帯トイレを持参することをお勧めしています。縦走ルートでは必ずお持ちください。携帯トイレは島内でも販売しております。


【注意】

・着替え、防寒着をしっかりと用意し、登山中の体調管理に十分気をつけましょう。
・避難小屋でネズミの被害が出ています。食料やゴミ類は、密閉容器に入れたり、壁に吊るしておくなど、管理に気をつけましょう。
・屋久島では、登山グッズレンタルショップのほか幾つかのホテル、エコツアー会社などで登山グッズのレンタルを行っています。装備に不安のある方はご利用ください。

※その他、登山道、周辺の状況など詳しい情報につきましては、
株式会社屋久島ガイド協会(0997-49-4191)までお気軽にお問い合わせ下さい。





白谷雲水峡 爽やかな森歩き

白谷雲水峡 爽やかな森歩き
2016年7月21日
担当ガイド:大木信介

鹿児島からお越しの女性2名様を白谷雲水峡へご案内してまいりました。
梅雨も明け、好天に恵まれた爽やかな森歩きを堪能できました。


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登山口へ向かう県道より、白谷川と宮之浦の町を一望できます。
深い森に青空がよく映えます。今日も好い天気です。


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いよいよ出発。
登山道は清流・白谷川に沿って進んでいきます。
川の音に耳を傾けながら出発です。


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倒れそうな木ですが、根っこでしっかりと踏ん張っています。
屋久島の森は力強い。


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木漏れ日の中、のんびり歩を進めます。


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沢の渡渉点。白谷川もだいぶ狭まってきました。


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水が冷たくて気持ちいい!


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足元には血管のように根が走っています。
この根っこ達がしっかりと木の本体を支えています。


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樹齢1000年を超える屋久杉「七本杉」と記念写真。


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本日の目的地「苔むす森」に到着しました。

美しい苔床に感動です。


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少し上まで寄り道。


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同じ道を下ります。
帰りも「くぐり杉」をくぐって。


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沢の渡渉点。森に溶け込むようです。


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江戸時代に切られた屋久杉の切り株と。

両手を広げたこの太さをもってはじめて「屋久杉」と呼ばれます。


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名もない苔の谷。


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ここも綺麗な苔床。
白谷はこんな風景があちこちにあります。


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「憩いの大岩」まで戻ったらゴールはすぐそこ。


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無事下山できました。

天候に恵まれた爽やかな森歩きが楽しめましたね。
今回は白谷雲水峡だけでしたので、ぜひまた縄文杉や宮之浦岳にも登りにいらしてください。
スタッフ一同お待ちしております。

ありがとうございました!



2016年8月2日 屋久島山岳情報

屋久島ガイド協会からの「屋久島山岳情報」
2016年8月2日
担当ガイド:駒野英昭

【周辺状況】

7月も終わりを迎え、家族連れの姿が屋久島のあちこちで見られるようになり、夏休み、という感じがします。
今年は台風も少なく、麓では概ね晴れ、山では時々にわか雨が降ったり、昼前後だけ曇ったり、といったような天気になっています。
雨がさっと降ると、少し周りが涼しくなるのに加え、コケや木々たちが気持ちよさそうに艶やかに潤い、森が鮮やかになります。
天気が変わりやすい今の屋久島、1日で一通りの天気を体験できることも多くなるでしょう。
また、台風が少ないせいか、今年は例年よりスズメバチの姿を多く見かけますのでご注意ください。
こちらから刺激しなければ刺されることもないので、じっとしてやり過ごしましょう。

登山道脇では、小さな植物たちが目につきます。
宮之浦岳では、ヤクシマカラマツ、ヤクシマショウマ、ヤクシマノギラン、コオトギリの花が、花之江河を過ぎた辺りから斜面や登山道脇に見られます。
縄文杉コースではモウセンゴケやムラサキミミカキグサなどの食虫植物が、ひっそりと花を咲かせています。

モウセンゴケ
モウセンゴケ

モウセンゴケは「コケ」と名前がついていますが立派な植物、花も咲きます。
ただし、花が咲くのは日光が当たっている間なので、なかなかモウセンゴケの花が咲いているのにお目にかかる機会は少ないと思います。

ムラサキミミカキグサは、名前の通り、耳かきのようなひょろっとした茎の上に、小さな紫色の花を咲かせます。

ムラサキミミカキグサ
ムラサキミミカキグサ

細い地下茎のところどころに捕虫のうをつけ、小さな動物性プランクトンを捕らえます。
また、縄文杉や白谷雲水峡、ヤクスギランドでは、ヒメツルアリドオシランの白い花が多く咲いています。

ヒメツルアルドオシラン
ヒメツルアルドオシラン

小さくて目につきにくいものが多いですが、ぜひ目を凝らして、少しでも多くの花に出会ってください。


8月2日現在の日の出は5:36、日の入りは19:12です。


【コース状況】

●宮之浦岳(標高1936m)
8月2日 天気:晴のち曇 山頂の気温:24℃(12:00)風:北西の風 登山者数:45名
●縄文杉コース(標高600~1300m)
8月2日 天気:晴のち曇 縄文杉デッキの気温:23℃(11:30 標高約1,300m) 風:微風 登山者数:約260名
●白谷雲水峡(標高600~1070m)
8月1日 天気:晴 太鼓岩の気温:24℃(12:30 標高1,050m) 風:微風 


【登山道】

(縄文杉ルート)

・3月1日から11月30日までの間、町道荒川線入口(荒川三叉路)~荒川登山口の区間は、通行規制がかかり、一般車の通行が不可になります。
バスやタクシーなどの交通機関を利用してください。

詳しくは、屋久島山岳部車両運行対策協議会で確認できます。→http://www.yakushima-town.jp/sangaku-syaryou/
屋久島の道路通行規制情報はこちら→http://www2.pref.kagoshima.jp/dourokisei/cgi-bin/mapframe.cgi?num=yakushima

(縦走ルート)

・現在、新高塚避難小屋の付帯トイレは使用可能です。


【装備】 

・標高や風雨など天候によっては体感温度は低くなります。衣類は速乾用素材、防水、防寒、防風の装備をしっかりと用意して下さい。
・屋久島での登山は予想以上に行動時間がかかることがありますので、日帰り登山でもヘッドライトをご用意ください。
・登山中、混雑時やトイレ設備の故障などに備え、携帯トイレを持参することをお勧めしています。縦走ルートでは必ずお持ちください。携帯トイレは島内でも販売しております。


【注意】

・着替え、防寒着をしっかりと用意し、登山中の体調管理に十分気をつけましょう。
・避難小屋でネズミの被害が出ています。食料やゴミ類は、密閉容器に入れたり、壁に吊るしておくなど、管理に気をつけましょう。
・屋久島では、登山グッズレンタルショップのほか幾つかのホテル、エコツアー会社などで登山グッズのレンタルを行っています。装備に不安のある方はご利用ください。

※その他、登山道、周辺の状況など詳しい情報につきましては、
株式会社屋久島ガイド協会(0997-49-4191)までお気軽にお問い合わせ下さい。

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