賑やかな先生達との楽しいカヤック2013年8月22日
担当ガイド:前田史和
京都から、夏休みを利用して遊びにいらっしゃった幼稚園の先生6名と<安房川リバーカヤック>に行って参りました。
皆さま屋久島では、弊社(YGK)の3つのプログラムに参加されました。苔の美しい「白谷雲水峡」と、推定樹齢7200年ともいわれる「縄文杉」のトレッキング、そしてフィナーレが安房川でのアクティビティに挑戦です。

全員がカヤック初体験ということで、少し緊張もありましたが、朝から気分はハイテンションです!
陸上で準備体操を済ませ、カヤックの乗降やパドリングの仕方を一通り学んだ後、島東部の安房川河口から1km程上流のところで川にエントリーしました。前日の雨で水はやや濁っていましたが、天候もよく気持ちの良いカヤック日和です。
「はい、チーズ!」。集合できていないのはどなたでしょう?!

まずは浅瀬で、パドリングの基本練習です。カヤックのバランスを体で感じながら、左右のブレードで交互に水を漕いでいきます。ライフジャケットを着用しているので、カヤックが転覆して水に落ちても100パーセント安全です。
皆さんパドリングがお上手でしたので、早速上流へ向かって進んで行きました。

途中、水力発電で使用した水を放水する「出水口」が右岸側に一ヶ所あります。
前日の雨で、出水口から流れ出る水量も増していましたが、その流れを上手く切り抜けて上流を目指します。

500m程漕ぐと、体温が上がって少し熱くなってきました。
一旦上陸し、高さ2m程ある岩場の上から川に飛び込むことにしました。水深は3~4mあります。
皆さん勇気を出して、「ジャンプ・イ~ン!」
火照った体にひんやりとした川の水が、最高に気持ちいいです。

再びカヤックで上流へ進んでいきます。
大きな岩が水面から飛び出て、これ以上カヤックでは進めないというところでUターンして下ります。
それでは再び集合写真です。今度は全員が並べました!余裕が出てきたのか、皆さんの笑顔がとても素敵です。

安房川下流のV字谷の間を、静かな水の流れと共にゆっくりと下ります。
水面から眺める照葉樹の森や遠くに見える切り立った山々は、陸から見るそれとはまた全然違った風景です。贅沢な時間が流れます。

今度はカヤックから降りて、水中マスクを使って水の中をのぞいてみました。
「フグがいた」って本当でしょうか?この辺は淡水と海水が混ざる汽水域ですので、可能性はなきにしも有らずです。海水魚の中には、幼魚の頃だけ汽水域で生活する種や、成魚になっても汽水域まで溯上する種がいます。

随分と身体を動かし、少し疲れてきました。砂場に上陸して、しばしお茶休憩です。
日焼け止めを付けていなかった足が、少し日焼けしていました。これもいい夏の思い出ですね!

「終わってしまうのが残念」とおっしゃって頂けた程、皆さん楽しんでいらっしゃいました。
夏休みが終わり、お仕事が始まりますね。お身体に気をつけてお仕事頑張って下さい。
そして、いつかまた屋久島の大自然に会いに来て下さいね。
スタッフ一同心よりお待ちしております。
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