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屋久島一周の旅 ~ガジュマルの木を求めて~

屋久島一周の旅 ~ガジュマルの木を求めて~
2014年1月5日
担当ガイド:大木信介

本日は大阪からお越しのご夫婦を島内観光にご案内して参りました。

前日に縄文杉にご一緒し、ちょっと筋肉痛…
本日はのんびりと、妖木“ガジュマル”探訪を中心に島を周りたいというご希望です。


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ご宿泊のJRホテルからの雄大な眺め。
左から割石岳(1410m)、耳岳(1202m)、モッチョム岳(940m)、合わせて尾之間三山です。

今日も素晴らしい天気に恵まれました。


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最初に立寄ったのが中間(なかま)集落のガジュマルです。
集落の人が通れるよう気根(茎や幹から空気中に伸びる根)はアーチ状に切られ、風景の一部となっています。

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「気根」が特徴的でとても面白い木です。


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栗生の集落を越え、日本百名瀑「大川の滝(おおこのたき)」です。
落ち口からの眺めは大迫力です。


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ここから「西部林道」と呼ばれている世界遺産エリアに入っていきます。
人里もなく、ここはヤクシカとヤクシマザルの王国、道のあちこちで野生との出会いがあります。


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一番の目的だったガジュマルに到着しました。

この木は不思議なパワー、清浄な「気」を持っているような…、そんな素敵な木です。
お二人もただただ感激されているご様子でした。


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下から見上げると…


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あちこちに張り巡らした「気根」、今では幹のように木を支えています。


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メインの幹はこんなに力強い姿です。

ガジュマルは屋久島、種子島を北限とするイチジクの仲間(クワ科の植物)です。
島内の沿岸部では至る所で見られ、元々、防風林として守られてきました。
枝から垂れ下がっている気根は他の植物に着生し絡まっていき、
強力な力によって土台となった木を枯らしていくことから「絞め殺しの木」との異名を持ちます。
一部には「風を守る」→「かぜまもる」→「ガジュマル」となったという説もあるそうです。

「生命力」の象徴のような木です。


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照葉樹林の森を観察しながら進みます。


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何度目かのヤクシカとの出会いです。
つぶらな瞳がとても可愛らしいです。


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もう一つのパワフルなガジュマルに到着です。
大きな花崗岩の岩に着生し、雨の様な無数の気根で巨体を支えている姿は圧巻です。


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目的だったガジュマルに大満足し、世界遺産エリアを抜けて今度はウミガメの故郷、「いなか浜」に到着です。ラムサール条約に登録されているウミガメの保護地です。

花崗岩の砂浜に青い海と空、大洋に浮かぶ口永良部島、ここからの夕陽はとても素晴らしいです。


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昼食を終え、最後に立寄ったのが「千尋の滝(せんぴろのたき)」です。
石碑の右にはヤクシマザルが乗っていました。


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雄のヤクシマザルです。

ヤクシマザルはニホンザルの亜種にあたり、ニホンザルに比べると小型でずんぐりしており、
手足が黒く、体毛はやや長く太くまばらで灰色を帯びます。
大人の雄は、頭の毛が中央から左右に分かれ、桃割(ももわれ)と呼ばれ、ニホンザルに比べると、ちょっとお洒落な髪形をしています。


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日本離れした絶景でした。


縄文杉とも出会え、里の植物や動物たちも観察でき、素晴らしい二日間でした。
人の少ない時期でどこも貸し切り状態で楽しめました。
次回は宮之浦岳の縦走や苔の森を楽しみたいと、すっかり屋久島にハマったご様子でした。

またのご来島スタッフ一同心よりお待ちしております。
ありがとうございました!


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