北の大地から縄文杉へ2015年4月1日
担当ガイド:大木信介、荒木宏介
本日は北海道からお越しの12名様を縄文杉へご案内して参りました。
林業関係の会社の社員旅行でご来島されました。

小杉谷橋を通過。
天気予報は雨でしたが、一日、ほとんど降られずにすみました。
山仕事で鍛えた足腰で快調に進みます。そろって体格もガッチリしています。

トロッコ道から山道へ。
30分でウィルソン株へ到着です。
北海道には大きな木があまり残っていないということで、皆様驚きの連続のようでした。

水場でお昼ご飯、お客様から北海道限定発売の「ソフトカツゲン」をいただきました!
道民なら知らない人はいないという乳酸菌飲料、貴重なものを有難うございました!

水場から10分、「大王杉」に到着です。
力強い立ち姿に歓声があがります。

「夫婦杉」。
1500年と2000年の屋久杉が一本の枝でつながり、まるで手をつないでいるかのようです。

そして遂に「縄文杉」とご対面!

圧倒的な存在感、大きさ、まさに「森の王」。
木のプロたちも大変驚かれ、圧倒されていました。

縄文杉万歳!
おめでとうございます!

雨予報は見事に外れ、午後からは木漏れ日あふれる美しい森歩きを楽しめました。

トロッコ道の終点では屋久島の固有種「ヤクシマショウジョウバカマ」が咲いていました。
和名は「屋久島猩々袴」と書きます。このほうが分かりやすいですね。
花の色を猩々(ショウジョウ、中国の伝説上の動物)の赤い顔に、根出葉をその袴にたとえたものといわれています。

トロッコ道の巨木「仁王杉(阿形)」。
往路よりも帰路の方が逆光で神々しく見えます。

ヒキガエルも捕まえました。

ヤクザルにも出会えました。
この時期は新芽を摘んで食べていますので、出会う確立が高くなります。
人を無視してせっせと食べ続けていました。

小杉谷周辺では山桜が満開を迎えています。
山桜のピンクと新緑の黄緑色が美しく、橋の上から眺める山肌は絶景です。

苔もしっかりと楽しんで帰ります。

ゴールまであと少し、橋から落ちないように!

最後のトンネルです。

無事ゴール!
全員無事縄文杉に出会い、怪我なく帰ってこれました。
北の大地と異なる植生、木々、森を楽んでいただけましたか?
我々にとっても森や伐採、現場のプロのお話は色々と勉強になりました。
また是非、ゆっくりと遊びに来てください。
スタッフ一同お待ちしております。
有難うございました!
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