シャクナゲ登山 宮之浦岳縦走1日目2015年5月25、26日
担当ガイド:大木信介
兵庫県からお越しのご夫婦を一泊二日の宮之浦岳縦走へご案内して参りました。

淀川登山口を出発して小一時間で淀川に到着。
清流を眺めながら休憩です。ここから本格的な登りが始まります。

稜線は雲の中、時折奥岳の山々が見え隠れします。
晴れた稜線も格別ですが、体力も消耗しますので、曇ってて快適で良かったということになりました。

あちこちでヤクシマシャクナゲが咲いています。
ヤクシマシャクナゲの花は、紅いつぼみから、ピンクを経て、最後は純白へと色が変わっていきます。

縦走の荷物はちょっと重たいですね。
のんびり休みながら進みます。

栗生岳から宮之浦岳山頂も見えました。
ヤクシマタケの草原に花崗岩の奇岩が林立する不思議な稜線です。

大きな卵のような花崗岩。

宮之浦岳山頂に到着!
屋久島および九州の最高峰、日本百名山100番目の名峰です。

宮之浦岳と永田岳の鞍部、焼野三叉路付近はヤクシマシャクナゲが満開でした。

平石岩屋のヤクシマシャクナゲ。
この周辺の株は毎年見事な花を咲かせます。
霧に浮かぶ姿はとても幻想的でした。

ヤクシカと遭遇。
里から森、稜線まで彼らのテリトリーです。

洋上アルプスの稜線から再び森の世界へ。
新高塚小屋まであと少しです。

小屋はすでに先着の登山者で一杯、今夜はテント泊まりです。
賑やかな小屋の喧騒から離れ、静寂な森の中、のんびりストレッチしながら疲れた体を癒しました。
本日はお疲れさまでした。
明日は縄文杉との出会いが待っています。
明日も頑張りましょう!
スポンサーサイト
- http://ygkguide.blog.fc2.com/tb.php/380-827f3155
トラックバック
コメントの投稿