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2015年9月23日 屋久島山岳情報

屋久島ガイド協会からの「屋久島山岳情報」
2015年9月23日
担当ガイド:金井日向子


【周辺状況】

●今年のシルバーウィークは9月19日から23日の秋分の日までの5連休となり、6年ぶりの大型連休となりました。屋久島の山や森は多くの登山者で大変な賑わいをみせました。
連休2日目は約850人、3日目は約1000人、4日目は約650人となりました。3日目は今年一番の登山者数を数えました。

2015年9月21日 荒川登山口の様子 
2015年9月21日 荒川登山口で帰りのバスを待つ登山者 

縄文杉ルートでは紅葉が始まっている木々や換毛期に入っているヤクシカを見る事ができるようになりました。
屋久島は常緑樹が多く、山全体が紅葉とはなりませんが、そんな中でもコハウチワカエデの真っ赤に紅葉した葉やハリギリの黄色い葉などを拾うと季節の移ろいを感じることができます。

コハウチワカエデの紅葉
コハウチワカエデの紅葉

宮之浦岳等の高山帯では、アセビが一足早く来春の準備をして、既に蕾をつけています。
アセビは「馬酔木」と書き、特に花や葉に多く毒が含まれています。ヤクシカに食べられる事も無く平和に花や実を付ける事ができます。見事な防御機能を持っている植物です。

アセビのつぼみ
アセビのつぼみ

また、標高500m以上で見られるマルバフユイチゴは実を付け始めており、実りの秋を実感できます。キイチゴの仲間は食べると甘酸っぱくて美味しく、森の生き物たちの冬前の貴重な食料となります。

マルバフユイチゴの実
マルバフユイチゴの実

そこかしこに秋の気配を感じられるようになり、宮之浦岳稜線では朝晩5℃前後まで冷え込む事もあります。
避難小屋やテント泊の場合は、フリースやダウンを準備して、寒さ対策を万全にしましょう。

9月23日現在の日の出は6:06、日の入りは18:15です。


【コース状況】

●白谷雲水峡(標高600~1070m)
9月22日 天気:曇り 太鼓岩:19℃(12:30 標高約1000m) 風:北東の風
●縄文杉コース(標高600~1300m)
9月22日 天気:曇り 縄文杉デッキの気温:19℃(12:00 標高約1300m) 風:無風 登山者数:約600名
●宮之浦岳(標高1936m)
9月22日 山頂の気温:22℃(11:00 標高1936m) 風:東の風 登山者数:18名


【登山道】

・3月1日から11月30日までの間、町道荒川線入口(荒川三叉路)~荒川登山口の区間は、通行規制がかかり、一般車の通行が不可になります。
バスやタクシーなどの交通機関を利用してください。詳しくは、屋久島山岳部車両運行対策協議会で確認できます。
→http://www.yakushima-town.jp/sangaku-syaryou/
屋久島の道路通行規制情報はこちら→
http://www2.pref.kagoshima.jp/dourokisei/cgi-bin/mapframe.cgi?num=yakushima

・県道592号線・屋久島公園安房線は7月21日に発生した土砂崩れを撤去し、28日夕方より片側通行が可能になりました。
ヤクスギランド、紀元杉、淀川登山口へマイカーやレンタカーで向かう際はご協力お願い致します。

(縦走ルート)
・現在、新高塚避難小屋の付帯トイレは使用可能です。


【装備】 

・標高や風雨など天候によっては体感温度は低くなります。衣類は速乾用素材、防水、防寒、防風の装備をしっかりと用意して下さい。
・屋久島での登山は予想以上に行動時間がかかることがありますので、日帰り登山でもヘッドライトは必須です。
・登山中、混雑時やトイレ設備の故障などに備え、携帯トイレを持参することをお勧めしています。縦走ルートでは必ずお持ちください。携帯トイレは島内でも販売しております。


【注意】

・着替え、防寒着をしっかりと用意し、登山中の体調管理に十分気をつけましょう。
・避難小屋でネズミの被害が出ています。食料やゴミ類は、密閉容器に入れたり、壁に吊るしておくなど、管理に気をつけましょう。
・屋久島では、登山グッズレンタルショップのほか幾つかのホテル、エコツアー会社などで登山グッズのレンタルを行っています。装備に不安のある方はご利用ください。

※その他、登山道、周辺の状況など詳しい情報につきましては、
株式会社屋久島ガイド協会(0997-49-4191)までお気軽にお問い合わせ下さい。





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