南の名峰・モッチョム岳2016年3月8日
担当ガイド:大木信介
2泊3日の縦走を終えたリピーターのお客様を南の名峰・モッチョム岳へご案内して参りました。

登山口となる千尋の滝では桜が満開を迎えていました。

「暖流桜」という品種で、早咲きです。
種子島で改良された品種で、現在もなお鹿児島県内に配布を続けられています。
北上する黒潮のように、この桜が西日本の温暖な地域に広がってほしいとの願いが込められているそうです。

モッチョム岳登山口を出発。

歩き始めて5分の水場、足元にはサツマイナモリが咲いていました。
ここからびっくりするくらいの急登が永延と続きます。

テンポよく登る事一時間、万代杉に到着しました。
樹齢3000年の屋久杉です。
真下から見上げるその堂々とした雄姿は迫力満点です。

難路が続きます。木登り登山です。

足元にはオオゴカヨウオウレンがたくさん咲いていました。
壁のように急な山道、小さな白い花が励ましてくれます。

急な足場を登って下りて歩き続けること3時間。

山頂直下の岩場に到着しました。
この壁をよじ登ると・・・

小さな山頂に辿り着きました。

足元は大絶壁、そして美しい里が広がり、あとは大海原・・・
これほど海が近く、940mという高さ、大展望、他に類を見ません。

40分ほど山頂を満喫しました。

帰路は、急な山道をのんびりと下りました。
本日はオオゴカヨウオウレンが一際存在感を放っていました。

無事里に下山、急峻な地形を登った体を屋久島温泉で癒しました。
温泉の駐車場でモッチョム岳(右)をバックに万歳!
6度目となった屋久島登山も無事終了しました。
しばらくはお仕事でこれないそうですが、また是非屋久島の山々を登りにいらしてください。
スタッフ一同お待ちしています。
ありがとうございました!!
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