まったり一泊、縄文杉ツアー!2016年3月13日
担当ガイド:荒木宏介
愛知、静岡からお越しのお客様3名様を山小屋一泊の縄文杉ツアーにご案内してきました。
体力が不安だったから一泊のツアーにされたようですが、とてもみな様お元気そうです。
山小屋は避難小屋なので、寝袋やマット、食料などを自分で持って行かなければなりません。
そのため荷物が増えるのがこのツアーの難点ですが、このメンバーは全く問題なさそうです。
しかもこの日は朝から晴天!
トロッコ道に降り注ぐ朝日で皆さんのテンションMAXでした。

途中、トロッコ道に座ってご飯中のヤクザルに遭遇。
全くこちらに気づく様子もなくずっとムシャムシャしてました。(笑)

一泊ツアーのいい所は、時間にたっぷり余裕があります。
日帰りツアーの場合、一日約10時間半を歩くので、あまり時間に余裕はありません。
しかし、一泊の場合はとてもゆっくり歩いて7時間程度。
しかも、この季節はまだ山小屋泊のお客様は少なく。
日帰りツアーの人たちとも登る時間が異なるので、いろんな場所で貸切状態。
ウィルソン株の中も完全貸切りで、ハートの写真を納得いくまで何枚も撮れました。

宮之浦岳の山頂もばっちり見えました。

疲れたので、お昼寝タイム。
山の美味しい空気の中、気ままに過ごす時間。
とても贅沢なひと時。

縄文杉デッキに到着。
ここでももちろん貸切り。

今年の3月にオープンしたばかりの、広い縄文杉展望デッキを独り占め。
日帰りツアーが縄文杉に到着するのはだいたい昼12時の前後1時間。
それ以外の時間帯は空いているので、ゆっくり縄文杉を眺められます。

縄文杉をベストポジションでまったり眺めます。
重い荷物を背負って頑張った、山小屋一泊ツアーならではのご褒美です。
そして今日のお宿、高塚小屋に到着。

屋久島に6つある山小屋のうち、一番縄文杉に近い小屋です。
2013年にリフォームされた新しい山小屋です。
到着した途端に、霧に強い日差しが入り込んで幻想的な雰囲気になりました。

森が「よく来たね」とでも言ってくれたようでした。
天気が良かったので、外でご飯を食べます。
まずは、やくさばと屋久島の焼酎「三岳」で乾杯!

今夜のディナーは、アルファ米の中華丼、卵スープ、野菜サラダなどなど。
この夜はとても冷え込んだため、早めに就寝。
寝付けなかったお客様と、星を見に少し外に出たりもしました。
翌日も快晴の中、帰路につきます。

沢の近くでお昼ご飯を食べたり。

大きな岩の上に登ってバンザイしてみたり。

とてもゆっくりとした時間を、屋久島の大自然の中で過ごした二日間でした。
次回はレベルアップして、宮之浦岳の縦走にチャレンジしてみるのはいかがでしょう。
またのご来島をお待ちしております。
どうもありがとうございました。
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