梅雨の隙間を探して屋久島縦走2016年6月25、26日
担当ガイド:松田浩和、井手琢磨
大阪・滋賀からお越しのとても元気な女性3名様を縦走ツアーにご案内しました。
皆さんはママ友でありヤマ友だそうで、登山中も息のあった掛け合い(ボケ&ツッコミ)を楽しまれていました。
通常は淀川登山口から入山することが多い縦走ですが、今回は入山日の天気の方が良い予報だったため、逆ルートの白谷雲水峡から上りました。
初日:白谷雲水峡~縄文杉~新高塚小屋早朝の、まだ誰もいない白谷雲水峡から長い旅路がスタートします。
2日間張り切っていきましょう!

渡渉点にて。深緑の、目が覚める素晴らしい光景に思わずノリノリです

苔むす森の、大きな切株をバックにはい、チーズ。

「辻の岩屋」という大岩の洞窟になっています。
『お、押しつぶされる~~~!』というトリック写真も撮れるのですが、それにしてもノリノリですね(笑)

白谷雲水峡を抜け縄文杉ルートのトロッコ道へと入ります。
最初に3人の目を引いたのは仁王杉。
大迫力の屋久杉の巨木でした。

トロッコ道が終わり、山道へ。間もなく門のようになった2本の杉が見えてきました。
この杉は、『いま、会いにゆきます』という映画のポスターに使われた場所です(
参考)

最大の切株、ウィルソン株に着きました!

大王杉や夫婦杉など、見応えのある屋久杉が次々と現れます。


そして日本最大の杉、縄文杉とご対面です!
蒸し暑いなか、がんばって歩いた甲斐がありました。堂々たる姿を見せてくれます。

午後4時前に新高塚小屋に到着しました。
今夜のつまみに、屋久島名物・サバ節です。
屋久杉の皿に載せていただきます。
2日目:新高塚小屋~宮之浦岳~淀川登山口
2日目の朝は奇跡的に稜線全てが見渡せるような天候に恵まれました
めざす宮之浦岳と登山道がくっきり見えます。

新高塚小屋から山頂に至るまでの間にヤクシカを10頭以上は見ました。
永田岳をバックにキメ顔で♪

宮之浦岳の山頂に到着です。
この日は朝一番に山頂に到着したため、山頂でくつろぐ猿の群れに遭遇しました。


投石平を超えたあたりから雨が降りはじめました。
天気予報では2日とも雨と言われていたにも関わらず、それまでほとんど雨に降られることもなく順調すぎるほど順調だったのですが、とうとう雨雲に追いつかれてしまったようです。
しかし、後は下山するのみ。花之江河を越え、一路下山。

そしてゴール!
ガイド2名と記念撮影です。

最後までノリノリの関西三人娘でした!
天候や動物まで全てのラッキーを引き寄せたのも皆さんの明るさがあったからでしょうか。
私たちガイドも充実した楽しい時間を過ごさせていただきました。
またいらしてくださいね。お待ちしております!
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