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2016年10月12日 屋久島山岳情報

屋久島ガイド協会からの「屋久島山岳情報」
2016年10月12日
担当ガイド:松田浩和

【周辺状況】

9~11日の三連休は前線の影響により雨具が手放せないお天気となりました。
連休明けは全国的に冷え込み、北海道や東北では氷点下を記録しました。
屋久島でも秋の気配は確実に迫っており、縄文杉デッキでは20℃を下回る日もあるので少し肌寒さを感じるかもしれません。
天気の悪い日や風の強い日には雨具だけではなく、薄手の防寒着があった方が心強いです。

秋と言えば実りの秋という言葉が思い浮かびます。
バラ科のナナカマドは紅葉が美しいことで有名です。

ナナカマド (1)
ナナカマド

北海道などの北国ではポピュラーなナナカマドですが屋久島にも自生しており、杉などに着生するものが目に付きます。
10月現在、屋久島でもナナカマドの実が赤く染まってきています。葉の紅葉はもう少し気温が下がってからになりそうです。

サトイモ科のマムシグサは茎の模様が蛇柄のためその名前が付いたと言われています。
標高1100m付近より上部では実が段々と色付いてきています。
真っ赤なトウモロコシのような実ですが口に含むと針で刺したような激痛が走ると言われています。

マムシグサ
マムシグサ

マムシグサは実だけでなく茎にも地下茎にも毒が含まれています。
地下茎は毒抜きをして食べることができるとも言われていますが相当な手間が必要となります。

縄文杉周辺ではコハウチワカエデの落葉がちらほらと見られるようになってきました。

コハウチワカエデ
コハウチワカエデ

苔の上に散る落葉は美しいの一言です。カエデの仲間の紅葉もこれからの時期に期待です。

10月も中盤に差し掛かり、縄文杉ルートでは最終下山バス(18:00)の時間帯は暗くなってきました。
安全のため、もしものときの為に是非ヘッドライトもご準備下さい。


10月5日現在の日の出は6:18、日の入りは17:51です。



【コース状況】

●白谷雲水峡(標高600~1070m)
10月11日 天気:曇り時々雨 太鼓岩の気温:19℃(13:00 標高1,050m) 風:なし 登山者数:約320名  
●縄文杉(標高600~1300m)
10月10日 天気:雨 縄文杉デッキの気温:17℃(12:00 標高1,300m) 風:微風 登山者数:約250名
●宮之浦岳(標高1360m~1936m)
10月11日 天気:小雨 宮之浦岳の気温:15℃(12:30 標高1,936m) 風:北東弱 登山者数:12名


【登山道】

(縄文杉ルート)

・3月1日から11月30日までの間、町道荒川線入口(荒川三叉路)~荒川登山口の区間は、通行規制がかかり、一般車の通行が不可になります。
バスやタクシーなどの交通機関を利用してください。

詳しくは、屋久島山岳部車両運行対策協議会で確認できます。→http://www.yakushima-town.jp/sangaku-syaryou/
屋久島の道路通行規制情報はこちら→http://www2.pref.kagoshima.jp/dourokisei/cgi-bin/mapframe.cgi?num=yakushima

(縦走ルート)

・現在、新高塚避難小屋の付帯トイレは使用可能です。


【装備】 

・標高や風雨など天候によっては体感温度は低くなります。衣類は速乾用素材、防水、防寒、防風の装備をしっかりと用意して下さい。
・屋久島での登山は予想以上に行動時間がかかることがありますので、日帰り登山でもヘッドライトをご用意ください。
・登山中、混雑時やトイレ設備の故障などに備え、携帯トイレを持参することをお勧めしています。縦走ルートでは必ずお持ちください。携帯トイレは島内でも販売しております。


【注意】

・着替え、防寒着をしっかりと用意し、登山中の体調管理に十分気をつけましょう。
・避難小屋でネズミの被害が出ています。食料やゴミ類は、密閉容器に入れたり、壁に吊るしておくなど、管理に気をつけましょう。
・屋久島では、登山グッズレンタルショップのほか幾つかのホテル、エコツアー会社などで登山グッズのレンタルを行っています。装備に不安のある方はご利用ください。

※その他、登山道、周辺の状況など詳しい情報につきましては、
株式会社屋久島ガイド協会(0997-49-4191)までお気軽にお問い合わせ下さい。




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