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屋久島登山の魅力がつまった黒味岳!!

屋久島登山の魅力がつまった黒味岳!!

2016年11月04日
担当ガイド:荒木宏介

今回は屋久島のヘビーリピーターの方々と、黒味岳登山へ行って参りました。
屋久島に12年連続いらっしゃっている人もいるくらいのリピータさん達!
今までは縄文杉をメインに登山をされていたそうですが、今回、黒味岳に初チャレンジです。

黒味岳は、九州百名山の99番目。
また屋久島の三岳(宮之浦岳、黒味岳、永田岳)と呼ばれている山の中では、一番気楽に登れる山です。
標高約1,360mの淀川登山口から登り始めて、黒味岳の山頂が約1,831m。
途中までは宮之浦岳コースとほぼ重複したルートとなりますが、往復6~7時間程度と日帰りでも十分時間のお釣りがきます。


スタートしてから淀川小屋までは、森の道。
1時間程度で淀川小屋に到着します。

20161104-1
この淀川の水の透き通り具合は、本当に綺麗で、「楽園とはこういう場所なのかな?」と思ってしまうほどです。


別名 トーフ岩とも呼ばれる、不思議な岩が山頂にある高盤岳山頂が見えました。

20161104-X
さも、宇宙人が置いていったような不思議な感じがする岩です。


森を抜けると、花之江河という開けた湿原に出ます。
標高約1630mにある日本最南端の高層湿原です。

20161104-3
辺り一面、ミズゴケが生育しています。
季節によっては、ミズゴケの中からコケスミレやヤクシマコオトギリなどの可憐な花が咲きます。


20161104-6
ここから見える黒味岳山頂。
「今からあそこまで登るのっ?」と不安そうな方もいらっしゃいました。


黒味岳分岐から黒味岳山頂への道は道幅が狭く、ロープを握り、花崗岩をよじ登る場所もあります。
高度が上がると、さっきまでいた花之江河が眼下に見えてきます。

山腹を巻くように登っていくと花崗岩の山頂に到着します。

20161104-4
正面にそびえる九州最高峰の宮之浦岳と奥岳の山々。
まさに絶景です!

360度パノラマの絶景も素晴らしいのですが、この空に突き出た巨石が圧巻!

20161104-5

森を抜け、湿原を抜け、山の尾根をいけばそこはまるで別世界のような山頂。
屋久島の山岳地帯の魅力のすべてが凝縮されているコースです!


お天気もとても良く、皆さま元気に下山できました。

20161104-8


12回目の屋久島、楽しんでいただけたでしょうか?
また来年以降もぜひ屋久島に遊びにいらしてください。
スタッフ一同お会いできることを心より楽しみにしております。

誠にありがとうございました。

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