新婚さん、縄文杉をゆく2017年2月25日
担当ガイド:大木信介
前日に白谷雲水峡へご案内した新婚旅行のご夫婦を、縄文杉へご案内して参りました。
本日は往復22キロの長丁場、体力勝負で偉大な屋久杉に会いにいきます。

真っ暗のなか、出発です。
トロッコ道の橋は高度感があります。暗いので、怖さは倍増?
先ずはトロッコ道の8.5kmを歩きます。

前日から楽しみにしていたウィルソン株のハート!
新婚旅行には欠かせない一枚でした。

ここからが大変。
急な山道を登っていきます。

本日のもう一つのハイライト、樹齢3000m年の大王杉です。
実に杉らしい形をした立派な屋久杉です。
3000年前というと、世界史では黄金マスクのツタンカーメン王の頃になります。
途方もない時間を生き続けている生命体です。

世界自然遺産エリアの看板です。
1993年、日本で最初の世界自然遺産となり、島の2割程が指定されています。

夫婦杉。
こちらも新婚旅行では欠かせないカット。
2本の屋久杉が手をつないでいるように見えます。

途中からアラレが降ってきました。
気温も0℃と冷え込んでいます。

待望の瞬間、縄文杉に到着です。
頑張って登りました。
しばし、森の王とご対面です。

縄文杉展望デッキ、反対側の杉たちもなかなかの眺めです。
時期的にも花粉症で印象の悪い杉ですが、巨木は古来より全国各地でご神木として大切にされてきました。

帰路につきます。
目標達成。帰りは心に余裕もでます。新たな気持ちで森を眺めてみましょう。

ヤマグルマのトンネル。

こちらも屋久杉です。
縄文杉ルートで直接触れる屋久杉はこの一本。
こうして並ぶと、大きさが際立ちます。

トロッコ道の一コマ。
安房川のほとりで最後の休憩です。
冬は水温が下がり、バクテリアの活動が抑えられます。
透明度は夏よりも高く、澄み渡っています。

朝は真っ暗だったトロッコ道の橋。
暗い方が怖いのか、明るくても怖いのか・・・。

無事22キロを歩き、ゴールしました!
苔の白谷雲水峡と巨大な屋久杉たちと出会う縄文杉ルート、
雰囲気もコンセプトも違う屋久島を代表する2つのルートを堪能していただけました。
お二人のご多幸を心よりお祈り申し上げます。
また是非屋久島にいらしてください。
スタッフ一同お待ちしております。
ありがとうございました!
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