ヤクジカとヤクザルの楽園、西部林道!2017年12月2日
担当ガイド:荒木宏介
昨日、ヤクスギランドを一緒に散策したご夫婦2組様と、島の西側に位置する世界遺産登録地域「西部林道」に行ってきました。
ここは海岸線に近く、ヤクスギランド(標高1000~1300m)などとは、また違った自然観察が楽しめます。

亜熱帯から亜寒帯まで、垂直に分布する屋久島。
本日は亜熱帯のエリアを観察していきます。

クワズイモの葉が大きすぎて、人間が小人に見えます。
屋久島が、分布の北限のガジュマル。

沖縄などでは防風林に使われるポピュラーな植物ですが、屋久島では標高の低い場所で観察できます。

気根をしっかりと地面まで伸ばし、こんな立派に成長します。
まるで樹の要塞のようです。
突然、目の前に雄のヤクシカが出現!

こんなに近づいて写真撮影してもあまり逃げません。

しばらく、見通しの良い照葉樹の森をなだらかに下ると

森を抜けて、海に出ます。

口永良部島が見え、白い噴煙があがっていることもしばしば。

心地よい沢のBGMを聞きながら、お弁当を食べます。

帰りにはヤクザルの集団とも遭遇できました。

のんびりとノミ取りをしあっている姿は、楽園そのもの。
昨日のヤクスギランドに引き続き、西部林道をあるくことで
屋久杉の森から海まで、大満喫の二日間となりました。
またぜひ屋久島に遊びにいらしてください。
スタッフ一同、心待ちにしております。
誠にありがとうございました。
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