秋色残る縄文杉登山2017年11月29日
担当ガイド:大木信介
女性2名様を縄文杉ルートへご案内してまいりました。
人気ルートもオフシーズン直前で登山者が少なく、ゆったりとした気持ちで歩くことができました。

日の出は7時頃、出発して一時間は暗い道をヘッドライトをつけて歩きます。
ようやく森の朝です。

長いトロッコ道を歩き終え、山道を歩くこと30分、ウィルソン株に到着です。
このルートのハイライトの一つ「ウィルソン株のハート」です。
超広角のレンズを使用するとこんな風に撮れます。

山道は秋の彩り。
常緑樹が大半をしめる屋久島の森ですが、秋もしっかりと楽しめます。

樹齢3000年の大王杉。
力強いフォルムです。

こちらも屋久杉。
正式名はなく、「さわり杉」なんて呼ばれていますが、
本土ならしめ縄が回され御神木扱いの巨木です。

縄文杉デッキに到着!
この春オープンした北側デッキからの眺め。
手前の木々が落葉し、再び全体像を見ることができます。

木に歴史あり。
サバイバルの結果、こんなに素敵な木になりました。

縄文杉周辺は森も素晴らしい。
道の雰囲気もよく、山深さもあります。

すくっと立つヒメシャラの木と名もなき屋久杉。

足元には毒々しい植物の実が。
マムシグサの実です。見たままですが、本当に毒ですので食べないように!

トロッコ道まであと少し・・・、機械音が聞こえたので急いで下ったら間に合いました!
貴重なトロッコの走行シーンでした。

美しく彩られた帰りのトロッコ道。

エメラルドグリーンの河原でちょっと休憩。
この時期は水の透明度が驚くほど高くなります。

小杉谷集落跡地の大カーブ。
超広角をいかした画面が撮れます。

巨大な花崗岩がゴロゴロしている安房川、スケールが大きい!

大きなシダが垂れ下がっています。
お正月の飾りで鏡餅の下に敷く「ウラジロ」です。

こちらもお正月の定番「センリョウ」です。
センリョウ、マンリョウ、アリドオシの寄せ植えで使われます。
これらの植物は秋から冬に赤い実をつけます。
そのため、古来よりこれらの赤い実を付けた植物はお正月の縁起物としてもてはやされてきました。

長い一日を終え、無事荒川登山口に戻りました。
登山者も少なく、天候にも恵まれて最高の縄文杉詣でができました。
また違うコース、違う季節にも遊びにいらしてください。
スタッフ一同お待ちしております。
ありがとうございました!
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