キラキラだらけの、縄文杉日帰りツアー!!2018年1月27日
担当ガイド:荒木 宏介
愛知からお越しの女性お二人と、縄文杉に会いに行ってまいりました。
日本列島を今季最大の寒波が襲う中、屋久島でも積雪の影響で車道が通行止めになった日もありました。
しかし、この日はそんな寒波がウソのような快晴に恵まれ、キラキラと輝く一日でした。
おてんとうさまが、卒業旅行で来たお二人をお祝いしてくださったのではないでしょうか。
朝5時半、荒川登山口の休憩所で朝食。

3時起きだったせいでしょう、まだちょっと眠たそう。。。
歩きはじめて、1時間半くらいすると朝日が登ってきます。

杉林の隙間から、キラキラと朝日が降り注いでいました。
すると休憩中、お二人のすぐ後ろをサルがっ!

動きが速くてピントが合わなかったのですが、写真中央の黒い塊がヤクザルです。

悠々とトロッコ道を歩き去っていきました。。。
その後トロッコ道の途中、うっすらと雪が積もりはじめました。

苔から垂れ下がるつららもキラキラと輝いています。
山道に入ると、少しずつ雪が深くなってきます。
ヤマグルマのトンネルで、ピース!

お昼近くになると、木漏れ日の輝きも最高潮に!

「月に35日雨が降る」と言われる屋久島。
本当にここは屋久島なのか?っと思ってしまうほど。

常緑樹の葉っぱや苔の緑に、木漏れ日にキラキラと照らされた雪の白さが映えます。
出発から約5時間、縄文杉に到着しました。

雪化粧に彩られた縄文杉。
この光景も、今のシーズンならでは!
さらに、この日はちょっと寄り道。
先日登ったガイドからの情報で、「高塚小屋付近の霧氷がキレイ」と聞いていたので行ってみました。
すると、想像していた以上の光景が。。。

満開の桜並木かと思わせるような氷の世界。
高塚小屋付近から見渡すかぎり、枝に霧氷が付いたヒメシャラが美しく広がっていました。
この日は朝から北西の風が強かったので、霧氷も大きく成長したようです。

青空をバックに、白い氷がヒメシャラのお花のようにキラキラ。
昼過ぎになると、とけ始めた雪が苔のベッドの上でキラキラ。

帰りにお茶休憩で立ち寄った、トロッコ道脇の沢。
エメラルドグリーンの沢に反射した太陽の光がキラキラ。

トロッコ道の枕木の上に、新しく敷かれた登山者を歩きやすくするための板。
よぉ~く探すと、なんと可愛らしいハート型の穴がひとつあるんです!

往きはまだ暗いので、帰り道にぜひ探してみて下さい。5cmくらいの小さなハートなので、見逃しがちです。
ウィルソン株のハートに次いで、屋久島の観光スポットになる!かも?
そして、ついに本日最後のキラキラ。

登山口近くのトンネルの照明がキラキラ。
この明かりが見えれば、もうゴールまであとわずか!
長時間の歩行で足腰は疲れたと思いますが、自然のコンディションが抜群に良かったので
その疲れも気にならないくらい楽しい一日となりました。
卒業、引っ越し、新生活、新社会人、、、
いろいろとストレスが溜まることもあるかもしれません。
その時はぜひ、今日のキラキラを思い出して頑張ってください。
そしてちょっと疲れたなぁと思ったら、また屋久島にエネルギーを充填しに遊びにいらしてください。
またお会いできる日を楽しみにしております。
本日は、誠にありがとうございました。
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