雨を楽しむ、ヤクスギランド!!2018年2月19日
担当ガイド:荒木 宏介
大阪からお越しの女性お一人と、ヤクスギランドに行ってまいりました。
この日は、朝からツアー終了までずっと雨でした。
とても雨が多い屋久島は、1年間の平均降水量を比べると、東京が1,500mmに対して屋久島の平地では4,000mm。山岳部ともなると、10,000mm近い雨が降るほどです。
雨具をしっかり準備しておくことが、屋久島のトレッキングを楽しむコツです。
(レインウェア、ザックカバー、スパッツなど弊社でレンタル可)

すべて弊社のレンタル品で、準備ばっちり!
ヤクスギランドの30分と50分コースは平坦な道が多く、傘を差しながらでも歩けます。

途中、湧き水を直接コップで汲んで飲みます。

屋久島に降った雨水が、森でろ過され湧き水に。
まさに、屋久島の味!
超軟水なので、なめらかな喉ごしが特徴です。
荒川橋を渡ると、そこから先は80分コースと150分コースに入っていきます。

道のりは少し険しくなり、傘を差しての歩行は危ない場所がありますので、傘をしまって進んでいきます。
「月に35日雨が降る」と言われている屋久島。

雨水をたくさん浴びた苔たちが、元気いっぱい踊っているよう。
こんな雨の日は、カメラのフラッシュをたくと、雨粒がこんな風に写ります。

まるで、ジブリ映画の「もののけ姫」に出てくる「コダマ」みたいですよね。
皆さんも雨の日の写真撮影を、いろいろ遊んでみてください。
ちょっと疲れたので、切り株の中で雨宿り。

その後も清々しい森の中、立派な屋久杉を見て回ります。

するとあら不思議!雨がだんだん楽しくなってきます。
最初は、「今日、ずっと雨が降るんですかね~」と嫌がっていたお客様も
「今日、本当に雨で良かったですね!」と嬉しそうに笑っていました。
ヤクザルたちはちょっと不機嫌そうに雨宿りしてましたけど(笑)

そして本日最後の屋久杉、「仏陀杉」。

雨粒がレンズについたまま撮影したお陰で、幻想的な一枚が撮れました。
これも雨の日の、楽しみ方のひとつです。
本日はどうもありがとうございました。
またぜひ屋久島に遊びにいらしてくださいね。
スタッフ一同心待ちにしております。
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