大学生の一人旅・白谷雲水峡太鼓岩ツアー担当ガイド 川原大基
本日は大学1年生の男性1名様を白谷雲水峡・太鼓岩までご案内しました。

2月に入り天気は雨や曇りが多く不安定でしたが、この日は晴天となりました。
まずは屋久島の山々(島では”奥岳”と呼びます)を一望できる太鼓岩を目指します。
途上、思わず足を止めてしまいました。
苔むす森です。
木漏れ日に照らされた森がとてもきれいです。

2時間ほどで太鼓岩に到着しました。
宮之浦岳や永田岳などが一望でき、大きな達成感を味わえます。

冬のこの時期は登山者も少なく、太鼓岩は貸切状態です。
気がつくと30分以上経過していました。

辻峠で昼食を済ませ、帰りは写真を撮りながらのんびり下っていきます。
屋久島固有植物のオオゴカヨウオウレンが登山道沿いにたくさん咲いていました。

白谷雲水峡では迫力ある屋久杉を間近で見ることができます。
その一つが、白谷小屋の近くにある「七本杉」。
高さ18m・幹周り8.3mと、その存在感は圧倒的です。

さつき吊橋を渡り奉行杉コースへ寄り道すると、5分ほどで「二代大杉」が姿を現します。
巨大な切り株の上に着生した二代杉です。
切り株を覆うように伸ばした根っこから強い生命力が感じられます。

奉行杉コース分岐付近で、真っ赤なリンゴツバキの花がたくさん落ちていました。

花の付け根に蓄えられた蜜はヤクシマザルの大好物です。
近くに猿がいるのかもしれません、と話しているとちょうど木の上を歩いているのが見えました。

最後はきらきらと輝く白谷川を眺めながら終了です。

今日は晴天に恵まれて、気持ちの良いツアーとなりました。
これから大学でたくさんのことを学び、遊んで、充実した学生生活を過ごしてください。
そして、ぜひまた屋久島にいらしてください。
屋久島ガイド協会一同、心よりお待ちしています。
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