縄文杉日帰りツアー【白谷雲水峡入下山】!!2019年6月6日
担当ガイド:荒木 宏介
東京からお越しの女性お二人を、縄文杉までご案内してまいりました。
5月18日の豪雨災害の影響で、荒川登山口までの車道が通行止めのため
白谷雲水峡から入山して縄文杉を目指し、また白谷に登り返して下山してくるというツアーでした。
【現在、町道荒川線の通行止めは6月8日朝の時点で解除となっていて
通常通り荒川登山口からの縄文杉ツアーは再開されています。】
朝5時過ぎ、夜明けに出発です!

通常の荒川登山口スタートでも10時間半ほどかかる縄文杉ツアー。
白谷雲水峡から往復の場合、12~13時間かかることもあります。

早朝の、白谷雲水峡。
空気がキリッとしていて、清涼感に包まれます。

順調に、白谷雲水峡の辻峠を越え、トロッコ道の途中にある楠川分かれまで到着。
ここからは、荒川登山口からの縄文杉ルートと同じ道です。

前日までの雨が上がって、最高の登山日和となりました。

登山道のすぐ近くからヤクシカさんも、ひょっこり!

縄文杉まであと約40分。
朝早くから登ってお腹が空いたので、お弁当タイム!!

ガイドが用意するお味噌汁。
汗をかいた体内に塩分がしみわたるようです。
そして、ついに念願の縄文杉に到着。

比較的登山者も少なく、空いた登山道を、とても快適に登ってこれて、デッキも貸しきり状態でした。

普段は、こんな特等席でのんびりなんてできないんですが。

そして、このルートの一番つらいところ。
楠川分かれからまた、白谷雲水峡の辻峠まで登り返さなければなりません。

すでに出発から10時間近く経っているので、元気な人でもやっぱり疲れてしまいます。
それでも何とか踏ん張って登り、あとは白谷雲水峡へ下りるだけ。
苔むす森の景色など、屋久島の森を満喫しながら帰ります。

真っ赤に咲いたサツキも、応援してくれているようでした。

ゴール手前の飛流橋。

無事に、笑顔で下山できました!!
朝5時に出発、下山は17時半。合計12時間半のロング登山となりました。
とっても疲れたと思います。
おやっとさぁ~(鹿児島弁でおつかれさま)でした。
それでも、笑顔で「行ってよかった」とおっしゃるお二人。
ガイドの僕もお連れして良かったと思える、嬉しいお言葉でした。
次回は通常通りの白谷雲水峡を太鼓岩までのんびり登りましょう。
またお会いできる日を楽しみにしております。
ありがとうございました。
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