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曇りのち雨の森 縄文杉トレッキングツアー

曇りのち雨の森 縄文杉トレッキングツアー

2019年10月1日
担当ガイド:川原 大基

本日は4名様を縄文杉にご案内しました。
10月に入り、屋久島の山や森も秋めいてきました。

5:09 荒川登山口

弊社の縄文杉ツアーでは宿から荒川登山口まで専用のバスを利用しています。
この日は4名様のご参加でしたので、タクシーでの移動でした。
日の出は6時11分ですのであたりはまだ真っ暗。待合所で朝食のお弁当を食べて出発です。

5:30 登山開始

片道11㎞の道のりのうち、約8.5㎞はトロッコ道を歩きます。
まくら木の上に杉の板が敷いてあり歩きやすいです。
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6:42 トロッコ道

1時間ほど歩いたところで、ヤクシカの親子に遭遇しました!
シカやサルは人には無関心です。
人と野生動物のちょうどよい距離感が保たれているように思います。
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8:00 大株歩道入り口

出発から2時間半で、トロッコ道の終点に到着しました。
ここから先の山道は「大株歩道」(“大株”はウィルソン株のことです)と
呼ばれています。
お手洗いが整備されている、登山者の休憩場所です。
登りに備えて、おやつでエネルギー補給をします。
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8:20 屋久杉の門

山道歩きのスタートです!
10分ほど歩くと、2本の屋久杉の間を通り抜ける場所があります。
景色はようやく屋久島の森らしくなってきました。
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8:35 ウィルソン株

縄文杉コースの見どころの一つ、ウィルソン株に到着です。
1914年に屋久島を訪れた植物学者、A.H.Wilson 博士の名前を冠しています。
最大の切り株と言われており、巨大さに圧倒されます。
株の中から見上げると切り口がハート形に見えます。
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8:58 急登3段階

ウィルソン株を出発すると、急勾配の登りが続きます。
本日一番の頑張りどころ。ゆっくり登るのがコツです。
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9:40 大王杉

さらに登るとこのコースで2番目に太い大王杉があります。
幹回り約11m。樹齢を放射性炭素年代測定法で分析したところ、
樹齢3150(±90)年という数字が出たそうです。
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10:13 小さな沢

小さな沢がたくさんあります。登り降りを繰り返しながら縄文杉に近づいていきます。
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10:22 縄文杉

到着です!
出発から4時間52分。
長い道のりでした。
縄文杉は現在、根っこの保護のために立ち入りが規制されていて、
3つの展望デッキから眺める形になっています。

縄文杉に元気をもらって、下山開始です。
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11:10 根っこ広場

縄文杉から15分ほど移動した場所で昼食です。
屋久島の大自然に囲まれて食べるお弁当は、より美味しく感じます。
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12:36 ウィルソン株

休憩中、雨が降り出しました。
ひとまず傘で一時避難です。
荷物が濡れないよう、ザックカバーを装着します。
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13:12 大株歩道入口

山道が終わりました。
再びトロッコ道を歩いて帰ります。

13:30 トロッコ道

雨に濡れたコケがきれいで、思わず立ち止まって撮影。
この美しさは、写真ではなかなか伝わりません・・・
PA141558 (2)_R


15:30 トンネル

照明が付けられた花崗岩のトンネルは、登山口が近い目印です。
最後まで油断せず歩きましょう!
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15:35 荒川登山口

無事下山です!
約10時間の行程でしたが、皆さん元気に歩ききりました。
本当にお疲れ様ででした。
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