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2013年1月15日 屋久島山岳情報

屋久島ガイド協会からの「屋久島山岳情報」です
2013年1月15日
担当ガイド:駒野英昭


【周辺状況】
 
13日は真冬にしては温かい雨が終日降りつづき、翌14日は屋久島を通過した低気圧が急激に発達した影響で秒速10mを超える北西の強風が吹き荒れるなど、天候の変化がめまぐるしい今年最初の3連休でした。
 気温が全般的に高い日が多く、15日現在、標高1936mの宮之浦岳山頂付近にも雪がないなど、ここ数年でもっとも雪が少ない冬を迎えている屋久島です。現在、日の出は7:15頃と夜明けは遅いのですが、日の入りは17:40頃までのび、暮れなずむ時間が長くなってきています。
 そうした天候の振り幅にも負けず、イキモノたちは屋久島の冬を活発に行動しています。なかでも鳥類は冬になると、夏より姿が目につきやすくなる気がします。そこで参考までに現在よく見かける代表的な鳥たちをご紹介しましょう。
 麓の方では、飛ぶと尻尾の両端が白く目立つ冬鳥の<シロハラ>、頭と背中の青と胸の赤褐色の対比が美しい<イソヒヨドリ>などがいます。

イソヒヨドリ
イソヒヨドリ

山間部では黒白の縦縞にオレンジの額とお腹で樹間をチョコチョコ飛び回る<ヤマガラ>や、スズメより小さな体にもかかわらず、びっくりするほどの大きな美しい声で鳴いている<ミソサザイ>などが見られるかもしれません。平地から山地の林まで、明るい黄緑の体に白い目の周りの縁取りが印象的な<シマメジロ>も飛び回っています。

シマメジロ
シマメジロ

恋の時期には茂みのなかでさえずっていて姿が見えにくい<コマドリ>なども、今の時期はよく地上を歩き回っているので、むしろ夏より見つけやすい感じです。花の少ないこの時期、鳥の彩りを探してみるのもいいかもしれません。


【コース状況】  

■宮之浦岳(標高1936m)
1月13日 天気:雨 山頂の気温:5.4℃ 風:東よりの風強し 登山者数:弊社ツアー3名のみ
縄文杉コース(標高600~1300m)
1月14日 天気:雨のち曇 デッキの気温:5℃(標高約1300m) 風:北西の風非常に強し 登山者数:16名
 白谷雲水峡(標高600~1070m)
1月12日 天気:曇 太鼓岩の気温:9℃(標高約1070m) 風:北西の風 登山者数:118名


【登山道】

■縄文杉ルート 
荒川登山口は駐車スペースが非常に少なく、大型バスの乗り入れもあるため、通行の妨げにならないよう充分配慮して駐車して下さい。
現在はコース上に積雪はありませんが、凍結箇所が出てくる場合もありますので、スノースパイクや軽アイゼンの準備をして下さい。
積雪、路面凍結などの場合は荒川登山口までの道が車両通行止めになることもありますのでご注意ください。
屋久島の道路通行規制情報はこちら→
http://www2.pref.kagoshima.jp/dourokisei/cgi-bin/mapframe.cgi?num=yakushima。

※縄文杉の大枝の基部に3m程の長さの空洞が見つかり、大枝の落下危険防止措置として、展望デッキの一部立ち入り制限を行っています。詳しい情報についてはこちらで確認できます。→
九州森林管理局ホームページhttp://www.rinya.maff.go.jp/kyusyu/

■宮之浦岳などの奥岳ルート
1~3月の間、奥岳と呼ばれる山岳部は数メートルに及ぶ大量の積雪に見舞われることがあります。また、強い冬型の気圧配置になると稜線は暴風雪になります。十分な雪山登山経験のない方の入山はお勧めできません。県道592号線、ヤクスギランドから淀川登山口までの町道は積雪・凍結のため車両通行止めになることがありますのでご注意ください。


【装備】

冬期は雪の状態によりスノースパイクやアイゼン、ストック、ピッケル等の雪山装備が必要です。 
屋久島での登山は想像以上に行動時間がかかることがありますので、日帰り登山でもヘッドライトは必須です。

屋久島では、登山グッズレンタルショップのほか幾つかのホテル、エコツアー会社などで登山グッズのレンタルを行っています。装備に不安のある方はご利用ください。

※その他、登山道、周辺の状況など詳しい情報につきましては、
株式会社屋久島ガイド協会(0997-49-4191)までお気軽にお問い合わせ下さい。








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