屋久島の秘境!蛇之口滝ツアー
2020年2月19日
担当ガイド:川原 大基
2月17日からの冷え込みにより登山口までの県道が凍結で通行止めになり、縄文杉ツアーは中止になってしまいました。
そのため縄文杉登山を予定していたお客様を、積雪の影響のない蛇之口滝までご案内しました。
標高約90mの尾之間(おのあいだ)温泉を出発し、ビロウの森を歩きます。
亜熱帯のジャングルを思わせる鬱蒼とした森です。

幹から出る気根が特徴のアコウ。
登山口からしばらくは亜熱帯の植物がたくさん存在します。

着生シダの一種、オオタニワタリ。
樹木の枝などにくっついて生活しています。

巨大な花崗岩が隆起してできた屋久島には、
森の中にも巨岩がたくさんあります。

蛇之口滝に近づくにつれて、沢や石清水が多くなってきます。
苔に覆われた森は雨の多い屋久島の特徴です。

ホウオウゴケに水滴がついていました。

たくさんの沢を渡り、本命の滝に近づいていきます。

蛇之口滝到着!
段状になった花崗岩の岩盤を流れ落ちる美しい滝です。
暖かい海流と標高の高い山の影響で雨雲が発生しやすく、年間を通じて水量が豊富です。

滝を眺めながら昼食。
1時間のんびり過ごしました。

森の中では春の花が次々咲き始めています。
こちらは独特な花を持つウラシマソウです。

サツマイナモリは湿った岩の上などに群生します。

下山後、宿へ帰る途中で、トローキの滝に寄り道しました。
この日は天気が良く、後方にそびえるモッチョム岳まで見渡すことができました。

本日は照葉樹林を堪能し、2カ所の滝をめぐることができました。
縄文杉コースにチャレンジできなかったのは残念でしたが、
ぜひ再チャレンジしに来てください!
ありがとうございました!
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