屋久島ガイド協会からの「屋久島山岳情報」2020年5月13日
担当ガイド:伊藤 仁久
【周辺状況】
屋久島町では4月9日、全国での新型コロナウィルスの感染症の拡大を受け、
来島を予定されている方へのメッセージが発表されました。
詳しい内容は屋久島町公式ウェブサイトをご覧ください。
(http://www.town.yakushima.kagoshima.jp/info-importance/)
荒川登山口までのバスの運休、白谷雲水峡とヤクスギランドの閉園は継続中です。
今後、緊急事態宣言が解除された場合の対応については、来島される前にご確認ください。
新緑とモッチョム岳10日奄美地方が、全国で最も早く梅雨入りしました。
屋久島(九州南部)は平年は5月31日が梅雨入りです。
5月下旬になると梅雨前線の影響で山間部には雲がかかることが多くなります。
高温多湿の季節となってきますので、体調にはどうかお気をつけください。
5月13日現在の日の出は5:25、日の入りは19:04です。
【登山道】
(縄文杉ルート)
・3月1日から11月30日までの間、町道荒川線入口(荒川三叉路)から荒川登山口の区間は通行規制がかかり、一般車の通行が不可になります。
バスやタクシーなどの交通機関を利用してください。
詳しくは、屋久島山岳部保全利用協議会で確認できます。
→http://www.yakushima-town.jp/sangaku-syaryou/
・屋久島の道路通行規制情報はこちら
→http://https://www2.pref.kagoshima.jp/dourokisei/index
(縦走ルート)
・暴風の恐れがあります。特に投石平付近は強風の吹きやすい場所です。
天気予報を確認して必要に応じた装備を準備してください。
【装備】
・縄文杉ルートでも気温10℃以下、奥岳ルートでは5℃以下になることがあります。
衣類は速乾性素材、防水、防寒、防風の装備をしっかり用意してください。
・屋久島での登山は予想以上に行動時間がかかることがありますので、日帰り登山でもヘッドライト、予備電池は必須です。
奥岳登山時は万が一のビバーク装備をお忘れなく。
・登山中、混雑時やトイレ設備の故障などに備え、携帯トイレを持参することをお勧めしています。
縦走ルートでは必ずお持ちください。携帯トイレは島内でも販売しております。
【注意】
・着替え、防寒着をしっかりと用意し、登山中の体調管理に十分気をつけましょう。
・避難小屋でネズミの被害が出ています。食料やゴミ類は、密閉容器に入れたり、壁に吊るしておくなど、管理に気をつけましょう。
・屋久島では、登山グッズレンタルショップのほか幾つかのホテル、エコツアー会社などで登山グッズのレンタルを行っています。
装備に不安のある方はご利用ください。
※その他、登山道、周辺の状況など詳しい情報につきましては、
株式会社屋久島ガイド協会(0997-49-4191、http://www.yakushima-guide.com)までお気軽にお問い合わせ下さい。
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