ツアーレポート 秘境・蛇之口滝2013年1月31日
担当ガイド:駒野英昭
本日は滋賀県からお越しの女性お様一人様を蛇之口滝にご案内して参りました。
蛇之口滝は島の南、尾之間温泉から日帰りで往復できる好ルートです。
「千尋の滝」「大川の滝」と合わせて屋久島の三大名瀑の一つです。
車で簡単にアプローチできる前者と違い、「蛇之口滝」は片道3時間ほどかかる島の秘境となっています。
本日も陽気に恵まれ、トレッキング日和となりました。

ルートは照葉樹林帯の森から始まります。
標高600mから始まる縄文杉や白谷雲水峡ルートにはない植生を観察できます。

巨大な木生シダ「ヘゴ」です。
これを見上げるたびに「南国」を感じます。

水が流れるところに苔あり。しっとりとした雰囲気も楽しめます。

「蛇之口滝」到着です。
本日は他に登山者もおらず、貸切です。
雨の多い季節は手前の川が増水して渡れないことも多く、気温も低いこの時期は最適の季節といえます。

「ウラシマソウ」も咲いていました。
写真だと分かりにくいですが、花穂から伸びる細長い紐を浦島太郎の釣り糸に見立ててこの名前です。
暖冬でちょっと早い開花のようです。
ちなみに、有毒です。

登山口付近の「ビロウ」です。亜熱帯の雰囲気ですね。

尾之間温泉に下山しました。
もちろん温泉に入って終了です。
今回が二回目というリピーターのお客様、ぜひまた屋久島に来てください!
白谷雲水峡、縄文、蛇之口滝と見ましたので、次はぜひ縦走に行きましょう。
スタッフ一同心よりお待ち申し上げます。
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