紅葉の森の縄文杉トレッキング2021年11月2日
担当ガイド:川原 大基
本日は関東と関西から2名ずつ2組のお客様を、縄文杉トレッキングにご案内しました。
11月になり、朝夕は冷え込む日が多くなってきました。
縄文杉トレッキングでは、標高600mの荒川登山口を朝6時に出発です。
本日の日の出は、6時33分。
まだ辺りは暗いので、ヘッドライトで足元を照らして歩きます。

昨日も同じメンバーで、白谷雲水峡ツアーを楽しみました。
チームワークばっちりでトロッコ道を進みます。

屋久島は今、紅葉のピークを迎えています。
固有種のヤクシマオナガカエデの葉がたくさん落ちていました。

8時40分、トロッコ道終点に到着です。
ここからは大株歩道という山道にはいります。
みんなで励まし合いながら登っていきましょう。

標高1000mを越えた場所にあるウィルソン株は、これまで見つかっているヤクスギの切り株では最大です。
株の中に入り、ハートの写真を撮ることができます。

落葉樹が少ない屋久島では、紅葉を探すのも楽しみの一つです。

スギやヤマグルマ、ユズリハなどの常緑樹の隙間から、コハウチワカエデの紅葉が目立ちます。
常緑樹の深緑と、落葉樹の赤や黄色のコントラストが鮮明です。

11時40分、標高1300mにある縄文杉に到着です。
2017年に完成した北側展望デッキから眺めた縄文杉。
巨大なこぶや、スギではあまり見られない曲がった枝や幹から、縄文杉の歴史の深さが窺い知れます。

30分ほどのんびりした後、名残惜しいですが下山開始です。
帰り道の途中、ヤクシマザルを発見しました。
毛がもこもこして暖かそうです。

縄文杉と出会い、見ごろの紅葉を眺め、ヤクザルにも遭遇し、
秋の屋久島を満喫することができました。
またぜひ屋久島に遊びにいらしてください。
スタッフ一同、心よりお待ちしております。
ありがとうございました。
スポンサーサイト
- http://ygkguide.blog.fc2.com/tb.php/873-c5b73630
トラックバック
コメントの投稿