ゆっくり歩いて出会える、縄文杉1泊2日ツアー!2023年4月13日
担当ガイド:荒木 宏介
三重からお越しの男性と、縄文杉1泊2日山小屋泊まりのツアーに行ってまいりました。
いざ出発!
屋久島にある6カ所の山小屋はすべて避難小屋です。そのためマット、寝袋、着替えや食料などを持ってかなければなりません。
日帰りよりは荷物が重くなりますが、ゆっくり登れるのが魅力です。
2人でのんびりトロッコ道を歩いていると、後方から「ごぉ~ごぉ~」っと音を立ててトロッコが走ってきました!

トロッコが走る姿を見れてラッキー!
トロッコ道終点から山登り、ここからが本番です!

体力がとても不安ということで、日帰りではなく山小屋一泊ツアーを希望されました。
おしゃべりしながら、写真をたくさん撮りながら、ゆっくりゆっくり登ります。

ウィルソン株に到着。

普段は他の登山客が並んで写真を撮っているウィルソン株ですが、貸し切りでハートの撮影ができました。

大王杉とツーショット。

中が空洞化してしまった大王杉が倒れると危ないということで、去年の2月に登山道が変更されました。
おかげで大王杉との距離がとても近くなり、その迫力に皆さん驚かれます。
日帰りだと、5~6時間で到着する縄文杉ルート。
この日は8時間ほどかけて、ようやく縄文杉に到着できました。

縄文杉デッキを貸し切って、趣味の尺八を演奏中。

日帰りの登山客はもちろんですが、たまたま泊りの登山客も一人もいなかったので、特別な時間を過ごせました。
私も尺八のすてきな音色を聞きながら、隣で15分ほどお昼寝させていただき幸せでした(笑)
縄文杉からさらに15分ほど登って、高塚小屋に到着。

小屋の脇のデッキで、食事をとります。

今夜は貸し切りかな?と思っていたら、この後に2パーティーがいらっしゃいました。
みんなで一緒に星空を眺めながら、屋久島の焼酎「三岳」で乾杯!
翌朝山小屋で朝ご飯を食べて、帰りも8時間かけてのんびり下ります。
途中、ヤクシカと遭遇しました。

最後は雨でしたが、無事に下山できました。
念願の縄文杉を見ていただくことができて、本当に良かったです。

今度は黒味岳に登ってみたいとのこと。またぜひ屋久島に遊びにいらしてください。
スタッフ一同、またお会いできるのを楽しみにしております。
ありがとうございました。
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